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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
3300周目!
196/204

任務とやら。

わーにんぐ。書いてたら割とチープにグロい!グロいよ!ゴアだよ!


⋯⋯そーいうの嫌な人は後書きに飛んでね!


というわけでアンナちゃんの任務(カーニバル)が始まるよー。

ふあぁ⋯⋯アンナちゃんですわぁ⋯⋯。


現在、もうすぐ日付が変わるかなぁ、という時刻です。


深夜に出るからと、早めに寝て。


で、起きていつでも行ける様にして。


待ちの時間です。ねむい。


お茶をいれて、ゆっくり待つ。


「失礼する。」


来たわね。


「準備は⋯⋯出来ている様だな。」


勿論。


「では、着いて来い。」


大司教に連れられて、神殿の裏へ。おや、誰かいるね。


「裏方だ。主に、御者と封鎖をする。」


なるほどね。顔も隠してる。


「目標に入るのはお前だけだ。全てやれよ。」


「はいはい。」


馬車に乗る。


「言っておくが、お前を監視する者も付けてある。逃げられると思うなよ。」


「わかってますとも。」


どーしようかしらー。ふふ。


「それじゃ、行きましょうか。」


「行ってこい。」


馬車に乗って目標へー。


「⋯⋯そういえば、どれくらいかかるか聞いてなかったわ。」


裏方さん、知ってる?


「⋯⋯二時間。」


左様ですかー。


なら、暇だし寝てましょ。


すやすや。






「起きてください。」


んー。あー。


「着いたぁ⋯⋯?」


「ええ。」


外を見る。街道の途中。


「前です。前。」


窓から首を出して、と。


「確かに村ね。」


「ここから先、村の畑が広がっています。」


「例の薬草とやらがあるかも、ってやつね。」


「貴女を下ろした後、我々は下がりますので。」


「了解。」


「それと。これを。」


なにこれ?


「貴女の専用武器となります。」


あー、なんか言ってたわね。


開けてみる。⋯⋯これは。


金属の爪がついた⋯⋯手袋?


「杖の様なものです。貴女の魔術と⋯⋯魔術で作る爪を増幅できます。」


ほー。


「それ自体でも攻撃が出来る様になっておりますので。」


なるほどね。


「では、早急に異端の殲滅を。」


「はいはい。行ってきますわー。」


馬車から降りる。で、見送る。


さてと。


この爪の確認。


まずは⋯⋯


魔術発動。闇の爪。もう刃じゃなくて爪でいいかなと。


「へぇ、なかなかいいじゃない。」


密度が高まって、切れ味良くなってる。


魔術発動。炎の玉。


「ふん、これも強くなってるわね。」


まさしく杖⋯⋯というか、増幅器みたいな。


発動時に少し癖はあるけど、何ら問題はない。


問題があるとすれば。


「私の力に耐えられるのかしら、これ。」


禁術とか、これ通したら壊れそうなんだけど。


「杖とかすぐダメになるし⋯⋯期待はしない方がいいかもね。」


あとは⋯⋯嫌な位置に位置確認の魔術がついてるわね。


回路の妨げになってる。滅茶苦茶邪魔してる。


これは⋯⋯壊しておこう、邪魔。他人が後から付け足したのね、三流が。強いの流したら暴発するわ。


ちゃちゃっと解除して、よし。


他にも変な所は⋯⋯ないわね。位置確認できるのも、これのみみたいだし。


よし、これで万全。


さて、確認終了。


「で、どう攻めようかしら。」


なんか燃やせとか言ってたわね。


薬草が残っちゃいけないから、かしら。


「ま、いっか。何考えてるのかしらないけれど。」


異端の名目で別の案件も消し去るのかも。あっちゃいけない書類とか。


「⋯⋯⋯⋯だからといって私にそんなものは必要ないものね。」


お望み通り燃やしてあげようじゃあないか。


「空で華咲け、火炎の流星。」


魔術発動。ブラストチェイン・フレイムワークス。


村の上空に打ち上げて。


ひゅるひゅひゅるる〜。


「たーまやー、ですわー。」


華咲いたら、炎の珠が地上に降り注ぎます!


大体、村の畑がある範囲に全部!


そして地上に落ちたら、爆発!


さらに子玉が周囲に飛び散る!


「かーぎやー、ですわ。」


魔術発動。ウィンドバースト。


強風興して、燃え盛りましょうね!


どんどん燃えて、畑が火の海!


村の方から警報の鐘が。風に乗って、火事とか聞こえる。


魔術発動、遠視。


おーおー、村も燃えてーら。


さて村に入りましょ。




村に入ったら、すげぇ燃えてる。


とりあえず、そうね。


逃げ場を塞ぎましょうか。


爪は通さない様にして、と。


禁術発動。ブラスティラヴァ!


村と畑の境目あたりを、溶岩の河にしてやる!


ぐるっと、囲んで。逃げ場は無し!私も通れん!


飛べばいいんですけどね。


それはそうと⋯⋯怒号と肉の焼ける臭いと共に、嫌な臭いが漂ってるわ。


あそこの⋯⋯倉庫かしら。凄まじい勢いで煙が立ち込めてる。


近づいて⋯⋯うわ。


「泡を吹いてビクンビクンしてるわ⋯⋯。」


見たところ、なんか⋯⋯中毒みたいな。


周囲を見る。


倉庫の周囲、身体が燃えてるのにゲラゲラと笑ってるのとか。


炎のついた角材を抱きしめて腰を振ってるのとか。


この周囲だけ異常だわ⋯⋯なにこれ。


それに私もなんだかふわふわとしてきて⋯⋯⋯⋯


ッ、解毒!リフレッシュ!


これヤクの倉庫かよ!どうりでキマってるのばっかりだわ!


禁術発動!ブラスティラヴァ!


塵すら残さず消え去れ!


⋯⋯チッ。ヤバイわね。


この周囲だとキマってるのばっかりだけど、ほかの所からも似たような臭いは漂ってくる。


早急にこの村から出ないといけないかも⋯⋯。


なんて、思ってる最中に。


ゲラゲラと笑いながら、ゲラゲラ笑ってる女を食ってる子供が目に入る訳で。


なんか、とっても。


ここのヒト達、美味しそうじゃないかな


せっかく焼けてるんだし食べてもいいよね


「食べ放題と、行こうじゃアないか。」


闇の爪。


歯に、闇の刃。


「私にも食べさせろー!」


まずはそこの食ってる子供!


引き裂いて、がぶりと!やわらか!


食べかけの女も!ジューシー!


そこら辺にいる男!歯ごたえ抜群!


ここの肉、美味しい♡


もっと、もっと寄越しなさいな!


近くにいるのを、見つけて引き裂く!齧る!もぐもぐ!


手すら使う時間が惜しい、口で全て喰いちぎる!


食べ終わったら、次の肉!


爪で仕留めて、射止めて、ハラワタを喰いちぎる!


美味しくない所は燃やす!この肉共、腹になんか入ってるから洗わないといけないかしら。


有言実行!仕留めたらハラワタに!


魔術発動、ストリーム!水でじゃばーっと。どばーっと!


苦くて不味いのは流しましょうね!


これで美味しく食べられる!


次!


おお!こいつはいい、子持ちだ!


仕留めて腹をカッ捌いて!


おおー!これはこれはあと四ヶ月くらいで出来上がるやつじゃあないか!これはー、メスかな?


柔らかいのよね、いただきます!


うーん、この柔らかさとコリコリ感⋯⋯イイ。


甘みのある女の方も美味しいのよね!がぶりと!


うん美味しい!


次!


食べながら進んでたら、人が居なくなってしまったわ。


あ、でも人の気配が奥に。


進みましょ。


てくてく歩いて、ちょっと開けた所に。大体村の真ん中かしら。


ここは⋯⋯広場かな?お、村人沢山発見。


身を寄せあってるわね、見た所キマってるのはいないと。代わりにこいつらは⋯⋯怯えと愕然、あと絶望か。


まともなのが寄り集まって⋯⋯これまた。


いい表情してるわねぇ⋯⋯くひひっ。


「だ、誰だアンタ!」


「まて、あの服は⋯⋯神殿のものだ!」


「何故ここに!?」


んー。そうだ。遊ぼう。


「皆さん、大丈夫ですか?この惨状⋯⋯。」


「おお、シスター様!我々にもわからないのです!突然火が巻き起こったと思いきや⋯⋯この有様です。」


でしょうねー。


「それに、一つお聞きしたい事があるのですが⋯⋯。」


「シスター様!この子を!この子を助けてください!」


あん?⋯⋯子供。あー、ひっでー火傷。


つーか、もう死んでるんですが。黒焦げ。


一応診る振りしとくか。


「どれ⋯⋯⋯⋯申し訳ありません。この子は⋯⋯既に⋯⋯。」


「そんな事はない!この子は⋯⋯この子は⋯⋯!」


「おい、その子は⋯⋯シスター様が困っているだろう!」


あら、村人が引き剥がしてくれたわ。あーよかったよかった。


「他に怪我人は?」


「この人を⋯⋯!」


はいはい、いるよねー。とりあえず回復の魔術を。


魔力の無駄な気がするー。面倒くさい。


一通り診て、落ち着いた所でっと。


「シスター様、ありがとうございます⋯⋯。」


「ええ。それで、村長は?」


「私です。何か⋯⋯。」


うわ、腹黒そうなジジイ。しかも気力精力まだまだ的な。胸に視線がめっちゃきてるわ。巨乳ってヤツだけど⋯⋯キモイ。


しかも私まだ10歳ですが。まあいいけど。


「一つ、確認をしたい事が。途中、倉庫が凄まじい勢いで燃えていまして。」


「⋯⋯ああ、収穫したものを保存しておく倉庫ですな。燃えていた、ですか。困りましたな⋯⋯。」


「ええ、困りましたね。⋯⋯周囲の人間が、狂乱していなければ普通の倉庫だと思えましたがね。ええ。」


「狂乱、ですか?それは火でパニックになっていただけでは?」


「まさか。パニックとは程遠い様相でしたわ。⋯⋯笑いながら子供が母親を喰らうなんて、ねぇ。」


「それは。」


「火だるまになりながら、燃えている角材に腰を振る男とか、ねぇ。」


「そんな事が。」


「ええ、ええ。こんな様相が見られるなんて。まるで鎮痛効果のある薬草を乾燥させて、大量摂取した様でしたわ?」


「⋯⋯っ、ええ。あの倉庫にはその薬草が入っておりまして。ここがその薬草の生産地だという事は知っておいでで?」


「ええ、存じておりますわ。」


どんな効能で、どうすると効果が高く、どうすると効果が薄れるか、まで全部ね。


「ええ、ええ。あの薬草は乾燥させると、燃えた場合煙にその効果が大量に出るのです。」


「どうやらその様ですわねぇ。それで?」


「⋯⋯それで、とは。」


さっきから凄くまだるっこしい。


「最近ですね。その薬草が裏で取引されているという噂がありまして。」


「そうなのですか。」


「その鎮痛効果のある薬草は乾燥させると、薬草としての効果が薄れる⋯⋯という話は聞いたことが?」


「⋯⋯ええ。」


「では、あの薬草は乾燥させるな、というお触れが出ているのは?」


「存じておりますとも。もしや、疑いになられておいでで?」


「さぁて、ね。もう一つだけ質問を。あの薬草、高温に触れると⋯⋯溶けるんですよね。乾燥させるには火では無理なのですよ。」


溶けるんです。不思議。どろっとして、煙も少なくすぐに焦げるだけ。不思議よねー。


くひひ、じゃあなんであの倉庫は凄い煙が出てたんだろーねって話。


「⋯⋯それは。」


「と、まあ。軽く追求させていただきましたが。茶番ですよ、茶番。それがあったからと言って、どうということもない。」


ニタリ、と。


「最初からする事は決まっているんですよねェー。」


何気ない動作で、村長の顔を指差して。


「どすっと。」


魔術、闇の爪。はい、貫いたー!


「可哀想に。己の所業も悔やませませんわ。ああ可哀想。」


「し、シスター様⋯⋯!?」


ああ、観客。哀れな子達に絶望あれ。


「どーもぉー。異端審問でーす。この村がアホやらかしたってんで、潰しにきましたぁー。あーまだるっこい。変なことするんじゃなかったわ。」


時間も魔力も無駄にした。あーあー。


「そういう訳ですので。死んでね♪」


あー、一応口上だけ。


「あー。神に背きし異端共。その罪を命をもって贖いましょうねー。」


「い、異端だと!?」


「何故だ!」


「ほら、あの薬草だよ薬草。乾燥したもの裏で売ってたんでしょ?だから異端。薬学の神に唾吐くなんてよくやるわねー。薬草産地が聞いて呆れる。」


「そ、それは村長が!」


「我々はただ薬草をつくっていただけで!」


「煙が邪魔なら火種から。ここが無くとも十二分。生産地はいくらでも。って判断されたんでしょうねー。残念無念また来世。」


お話は以上にしますねー。


「それじゃ。」


カーニバルといこうか!


魔術発動、闇の爪!めっちゃ伸ばしてー!


薙ぐ。それだけで幾つもの命が消える。


「ヒッ⋯⋯!」


「きみたちの ぼうけんは ここで おわって しまった。ですわぁ!アッハハハハハハハハハハ!!!!!」


逃げても無駄。伸ばせば届く!⋯⋯あ、数人逃げた。まあいいか。


「く、そぉお!」


おや、子供。向かってくるなんて凄いわねぇ。


「勇気結構、しかして蛮勇。別物だとは、わからないわよねぇ。」


スパッと。


「お、おにいちゃ⋯⋯!」


妹、結構。共に送ってあげましょう。


ついでに味見。うん、柔らかくて美味しい。


「ば、化物⋯⋯!」


「化物め、近寄るな!」


「いや、いやぁああ!」


ああ、化物。


「化物、化物、化物ねぇ。」


私は人間だ


「化物、結構。けど、私はまだ人間。しかして人こそ化物の生みの親。なら、人は化物かなぁ?」


同族喰ライノ化物娘


あら?


「キヒヒッ。あー美味し。」


「私は人間よ。何、これ。」


「私は私だ。アンナちゃんだぜい?」


「私は⋯⋯私?アンナちゃんよね?」


うん?


「まあ、いいだろうでしょうかしらね⋯⋯ぇ?」


今は喰らう時よ!


「いただきますわ!」


面白イカライイヨネ!


「食べ放題のお祭りよ!」


⋯⋯あの邪神の声が聞こえた気がするけど、いいか。


斬ってー斬ってー喰らい尽くす!


美味しいね!


広場に居なくなったら、他の場所も探す!


お、隠れてた家族発見!


「ば、化物⋯⋯くるな、くるなあああああ!!!」


「いまそっちにいくね!」


ぐしゃっと!


ぶしゅっと!


もぐもぐ!


ごっくん!


うん美味しい!


「やっぱり子供の⋯⋯女の子が一番柔らかくて美味しいわねぇ⋯⋯。」


ジジイは干物みたいでそこまで美味しくない。


「おや?」


外、走る反応。


「く、もう少しで村の外だ!」


「急げ!」


まだ残って⋯⋯おやおや。


お腹の大きな⋯⋯うわ、結構若い。まだ十代前半かしらね。この国は結婚、十五からよ?犯罪よ?


「あれが来る前に⋯⋯!」


「呼んだ?」


呼ばれてとび出てアンナちゃん!


「っ!逃げろ!」


鬼ごっこ?いいね!


追いつきそうで追い付かない、そんな速さで追いかける!


「く、遊んでやがる!」


「もうすぐ村の⋯⋯うそ、だろ。」


「はい、残念でした。残念無念また来世。それとも、地獄のラヴァにバンザイダイブ?」


村は最初に、溶岩で出れなくしたからね!アッハァ♡


「美味しそうな子持ちの珍味♪楽しみで涎が出てしまいそう。」


「その他は、こうしちゃおう。」


魔術発動、ストーンピラー。横に曲げて、溶岩に押し出しましょうねー。


「あああああああああ!!!!」


「あづい!あづ⋯⋯」


「ぎゃあああああ!!!」


おお、熱そう。ゆっくり融けて、サヨウナラ。


「残るは珍味、子持ちが一つ♪」


逃げちゃ嫌よ?


「っ、た⋯⋯。」


「た?」


「食べられるくらいならっ!」


おお、女の度胸母は強し?溶岩にバンザイダイブ。


「させると思ったのかなぁ。」


はいはい、掴んで落としません。下は溶岩、目の前は私。あら、熱で手が焼けてきた。


「ちょっと痛いわ、修復っと。」


これでよし。


おや、絶望に顔が歪んでますわよ?


「涙と鼻水、あと絶望で凄い顔してるわよ?」


「だ、誰の、せいだと⋯⋯!」


「私death♡」


きらっ☆てへっ!


さて、そろそろ。


「それじゃ、そろそろいただきますわぁ。」


「せめて⋯⋯一思いに⋯⋯!」


「⋯⋯嫌。」


そんな願いは聞けないわ。


先ずは開腹。


「あ、あああああああ!!!」


「パンパンに膨れ上がった子袋ちゃん、こんにちはぁ。」


からの。


「子供ちゃん、こんにちはぁー!」


切り開く!


「おお、元気な赤ちゃんですわぁ!喜んで、女の子よ!」


「ああ、あ、私の⋯⋯!」


「そしてさようなら。」


取り上げた女の子の、お腹から。


ガブリ、と。


「あぁ、あ、あああ⋯⋯⋯⋯。」


「美味、美味ですわぁ。流石、採れたて新鮮出る前の子宝。背徳的な味がしますわぁ⋯⋯!」


もぐもぐ、ぼりぼり。


骨はさすがに食べられません。


しゃぶって、舐めて。骨だけ残して。


胴体手足、堪能しましたら。


「お待ちかねのミソですわねぇ。」


バカッと開いて、啜りましょう。


「ああ、ああ!これほど美味なのは初めてですわぁ!喜びなさい、生みの親!」


もはや言葉にならない、かしら。


「そんなに喜んで、私も嬉しいわ!」


さて、あとは母体ね。


「気絶なんて許しませんわ。最後まで、見届けなさいな。」


魔術、覚醒。さ、食べましょ。


「っ⋯⋯ぁ⋯⋯。」


もはや声すら出ませんか。


脚を折って、ちぎってもぐもぐ。


腕を折って、ちぎってもぐもぐ。


腫れ上がった子袋はなかなか柔らかいのねぇ。


全部、顔の前で。見せつけるようにしてもぐもぐ!


貪り食って、上半身。


「なかなかいい胸してますのねぇ。」


ミルク風味で美味しいわ?


肺はコリコリ、なかなかいけるわ。


心臓を残して、首まで食べて。


「それじゃあ、さようならの時よ。美味しかったわ、貴女。」


目の前に心臓を。そして、かぶりつく。


そうしたら頭を開いて、ミソを啜って。


ああ、美味しかった。


「満腹、ですわぁ⋯⋯。」


手についた血を舐めとって。


満足、満足。


「んー。まだ少し居るのねぇ⋯⋯。」


あとは焼くか。


その前に⋯⋯。


「血で服がべとべと。着替えましょ。」


近くの、燃え滓の壁を陰にして、服を着替えましょう。


あー。まあいっか。ドレスで。スラリとした、真っ赤なドレス。


子供にしては発育のいい、私の身体に良く似合うわねぇ。んふふ。


さて。


魔術発動、浮遊。


上空に行ったら、見下ろして。


「さあ、さようなら。地図の書き換えをしましょうね。」


禁術発動!ブラスティラヴァ!メテオで!


溶岩の塊が堕ちて燃えて広がる!それだけ!


「にんむかんりょー、ですわ。」


馬車は⋯⋯どこかしら。


ああ、いたいた。そこまで飛んで、やっほう。


「戻りましたわぁ。」


「⋯⋯凄まじい血の臭い⋯⋯お疲れ様です。」


「満腹よ。大満足ね!」


「⋯⋯そう、ですか。それで、服は。」


「ああ、これ。血でべっとりだったから⋯⋯着替えたわ。」


出して、見せたら避けられた。


「⋯⋯処分しかなさそうですね。」


血の海に落ちたのかってくらい全部血で染まってるからね!


まあいいや。とりあえず倉庫にしまっておこう。


「⋯⋯あら、日の出ね。」


「そうですね⋯⋯。」


結構、時間経ってたみたい。


「後処理をして、離脱します。」


「終わったら教えてね。」


痕跡の消去、よろしく。私達はここにはいませんでしたー。


って、なに!?なんなのこれ!?


「さて、行きま⋯⋯何をしているのですか!」


「いや、これ、私じゃな⋯⋯!」


私の足元に魔法陣!これは⋯⋯転移⋯⋯いや!


「召喚陣⋯⋯!?」


螺旋、召喚、⋯⋯狂!?


「く、眩し⋯⋯!」


「ちょっ、真面目に助け⋯⋯!」


あ。


飛んだわ。


いやああああーーー!?!?!?








もはやカーニバルというよりカニバル。


後書き飛んだ人のために簡単なあらすじ。


任務だよ!


武器の爪付き手袋貰ったよ!杖の代わり!


闇の爪が強化されたよ!


村虐殺するよ!


ブラスティラヴァで燃やすよ!逃げ場無くすよ!


殺すよ!


むしゃむしゃするよ!


ラリってるのいたけど当然殺すよ!


ラリってない奴等に薬草に関して問い詰めたけど面倒くさいからやっぱり殺すよ!


楽しくむしゃむしゃするよ!


最後は全部燃やし尽くすよ!


おわったよ!


帰ろうとしたら召喚陣足元にきたよ!


結局召喚陣でどこかに飛ばされたよ!


あーれー!


次回に続く!



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