最期の時は。
連続投稿二話!の二話目!読む場合前から!
このループもようやく終わり!さあ次へ行くよ、アンナちゃん!
ども。アンナちゃんよ。
コアは爆発寸前。
コアを直そうと木偶が寄って集って。
私はコアの前に陣取って。
バッサバッサと木偶を切り捨てる!
アイツら、ちゃんと逃げられたかしら。
この魔力の量だと、王都丸々飲み込む爆発が起きそうなのよね。
まったく、最後にやってくれるわ。
ラディーちゃんも罪な女だねー。
『アンナチャンダケニハ言ワレタクナイカナー?』
っはは。言うねぇ。
『シカモ、私ニ殺サレナイツモリナンデショ?』
そうよ。私はね、このまま⋯⋯
「自害するつもりですから。」
それが今回、輪廻神と交わした約束。
『⋯⋯ソッカ。神トノ約束ハ守ラナイトネ。』
私も巫女ですし。我が神との約束は守らないと。
「それがどんなペナルティになるかはわからないけれど、ね。」
出たとこ勝負ってやつ?
『違ウト思ウ⋯⋯。』
違うか。
いつの間にか木偶も居なくなってる。ラディーちゃんが止めたかな。
『サ、ソロソロカナ⋯⋯。ヤルナラ、今ダヨ。』
わかったわ。
コアに背を預けて。
剣を逆手に。
「そーれっ!」
っぐ、痛い。
お腹に突き刺す。そのままコアも刺す。
『サヨウナラ、マタネ、アンナチャン⋯⋯。』
爆発するのを感じながら。
もう一本の剣を。
首に。
さようなら、世界。
掻っ切る。
寒気。
暗転。
「サァ、次の世界へ行こうか⋯⋯アンナちゃん。」
「ペナルティとして⋯⋯ッフフ、ペナルティと言うより⋯⋯お楽しみかな?ッフフフフ。」
「楽しむといいよ⋯⋯あっは、ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」
ペナルティはどーしよっかなー。んふーふふふ。