表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
3180周目!
164/204

次の街への道中その2!

名前が増えすぎても大丈夫か?

こんばんは!アンナちゃんよ!


えー、名前をつけてくれるっていう話だったんですがー。


決定されましたー。


シレーティナです。


⋯⋯どこからとってきたのかなんとなーくわかるけどまあいいや。


「そういう訳で、よろしくな、シレーティナ。」


はーい。


因みにこの案だけ凄い考えられてた感あったけど、誰発?


「アイツだ、領主の娘の。」


へぇ。


ま、いいんじゃないかな。


とりあえず領主の娘に挨拶しとこ。


「あ⋯⋯どうも。」


シレーティナになったよ、名前の案ありがとねー。


「いえ、喜んでいただいて嬉しいです。」


飯食べて泣いてた子。


私のご飯はお口にあいましたでしょうか?


「とても⋯⋯美味しかったです。」


なんで泣いていたのかは聞かないけれど、口にあったのならよかったわ。


そこから少しお話して。


「おーい皆!明日の事について軽く確認するぞー!」


集合かな。


「明日の朝からまた、王都に向かう!この道を進んだら次の街に着くはずだ、明日はそこを目標にするぞ!」


「おうよ!」


「では明日に備えて寝るとしよう!明日も早いからな、遅れるなよ!」


就寝時間、ね。


「では、シレーティナさん。おやすみなさい。」


「はい、おやすみなさい。」


それぞれ固まって立った個人用テント、そこで眠る。私は馬車で。


寝ずの番は交代、ローテーション。夜を三等分して、警戒するんだってさ。今日の晩御飯のヤツらと明日の朝御飯を作るヤツらは、除くんだって。


私は今日無いみたいだし。とりあえず、寝ますか。


おやすみなさい。






⋯⋯⋯⋯。


まだ夜。月の傾きから見て、日の出にはまだ遠い。


⋯⋯⋯⋯。


ハラカラの歌が聞こえる。


少し、近い。


「KOワセ、コWAセ。NEe⋯⋯。」


安眠妨害にも程がある。


⋯⋯⋯⋯。


警戒組は、気付いてない。まだ索敵圏内ではないからかしらね。


ふむ。


魔術発動、隠密。


食事に出かけますか。




草原、その少し窪んだ平たい場所。


そこに潜むハラカラの群れ、狼型か。んー、数は50か。ちょっと多め。


おや、群れのリーダーが近寄ってきて⋯⋯あらあら、擦り寄ってきたわ。


なんか、最近ハラカラに懐かれるのよねぇ⋯⋯。


とはいえ、可愛いなんて思う筈もなく。


美味しそうね。⋯⋯食べ放題。ッフフフ⋯⋯!


「頂キMAス!」


右腕に魔力を。ぐにょぐにょ、想像して⋯⋯よし、変形!


影に溶けて、広げて。夜だから何も抵抗すること無く、ハラカラの下に広げて。


大針。一つ残らず串刺しに!


逃したモノは無し!音も無く処理完了!


ふぅ。さ、いただきまーす。


右腕に取り込む形で、肉と果実を喰らっていく。


美味しい。


そしてごちそうさま。


辺りに反応は無し。


歌も聞こえない。よし。


「喰ラE、喰RAエ、HAラカRAを!」


さ、もう一眠りしましょ。
























大丈夫だ、もん以下略

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ