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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
3180周目!
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私の、生キル道。

長くて面倒でだらだらだから、カット!時間が飛ぶよ!

やっほう、お久しぶり。アンナちゃんよ。


私は、やり通した。


大氷雪天竜を倒して、右腕が黒くなって。


テルシエを学園に行かせて、ついでに弟子共を学園に通わせて。


魔王を回避して。


右腕とこの線が、魔術を使用すると成長する事を突き止めて。


それでも次の将を育成して。


自分の知る術を書き残して。


十年。


そう、まさかの十年かかった⋯⋯。


私アンナちゃん、26歳。まだまだ綺麗、私!


そして。


今、ようやく。


「あら、ゼルノ。見送りなんて珍しいわね。」


「⋯⋯考え直すつもりは、ないのか。」


「ええ。私には、やる事があるのよ。」


「それは⋯⋯ここに居ては、出来ない事か。」


「ええ。」


「⋯⋯そう、か。次代の者は。」


「既に決めてあるわ。私の、プライベートな部屋に報告書がある。」


「そうか。⋯⋯なら、もはや留める術もあるまい⋯⋯か。」


「ええ。⋯⋯世話になったわ。」


「ああ。⋯⋯最後に、どこに向かうかだけ教えてくれ。」


「そう、ね⋯⋯。どこか、遠い所。世界の果てにでも、行ってみようかしらね⋯⋯。」


「それがお前のやる事なのか?」


「ええ。」


「⋯⋯そうか。」


「それじゃあ、私は行くわ。元気でね。もう会うことはないでしょう⋯⋯。」


「⋯⋯また、会おう。良き旅路を、祈る。」


残せる物は残しておいた。


残せる術は残しておいた。


だから、私は。


「どこか遠くで、のんびりと過ごしましょ⋯⋯。まずは、海ね!南国!ビーチ!美味しいもの!」


バカンスに行きます!!!!!


「ハッハー!私は自由だー!!!!!」


っしゃ、はしゃいでいきましょー!


いざ、センティリアの⋯⋯南方!あそこはいいビーチがあるのよ!!!


私の生きる道?そんなものしるか!私が通った所が道だー!!!


転移!いざいざー!








到着!!!


「うーみー!海よーー!!!」


やっぱりここ、綺麗!


「そして暑っつい!」


ふっふっふ、誰にも見つかって無い隠れビーチがあるのよ⋯⋯そこに、行くわ!


「その前にここの果物買っていこう⋯⋯。」


美味しいからね!


たっぷり買って、食料も買って。


いざ、バカンス!


やっはー!!!









突然のバカンス。どうしたのよ、アンナちゃん⋯⋯。

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