マイホームでひと休み。
アンナちゃんの短いお休み。
ちわーっす、アンナちゃんだよー。私は今、お風呂でぐだーっとしてまーす。
完全脱力で浮かんでおりますぅー……久々に暴れたお陰で身体が軋むぅ……。
「お疲れにございますね……マッサージを致しましょう。」
よろしくぅー……。
侍女ちゃんとここに常駐してる子で全身マッサージ。蕩けるすらいすアンナちゃん〜……。あ〜〜〜……。
……気付いたら寝てた。うーん、良かった。
「お目覚めですか。」
「おはー。」
「お目覚めのお茶です。」
気が利く!
その後ごはーん。もう夜だね!
「うん、王都の飯もいいけどやっぱり此処の味は最高だわ。物も味付けも腕もいい。」
「有難うございます。料理長にも伝えておきましょう。」
「あはは、そーして。」
普段食べられないからねぇ……。くっ、王都に行くのが惜しすぎる。
大満足のディナーを堪能したら、軽く書類を。……やっぱり領地から離れてるとわかんない事多いわ。
こーするといいかもーってのを書いて、書いて、捌く!
そうして気付いたら深夜。
「……身体でも動かしてくるかな。」
剣を持って、庭へ。
ここの庭も手入れが行き届いてる。ここに居れないのが惜しすぎる。
庭を見ながら、剣を振る。舞うように流す。暴れた時にちょっと気になった所があるんだよねー。
「……なんだろうな、これ。」
剣速が速くなってる。反応できる範囲も。特に、目で見れない所に反応する時が。
なんだこれ。動きがよくわかるぞ。
「…………探知の魔術をした時みたいな。」
範囲狭い版。てことは、魔力か?
「うーん?」
違和感がなー。というか魔力も濃くなってね?なにこれ。いやまあ一周目に比べたらとんでもなく上がってるんだけど、でもなにこれ?
「様子見しておくかな。」
この間もクルクルと舞ってます。
「すぴんあたーっくぅ。」
くるくるくるくるくる〜。
目、回るまでやろうかと思ったけど全然なんだけど!なんなのこれ!
「……レベルアップと思っていいのかなぁ。」
よくわからん。まあいいや。
一汗かいたし、汗流してねるかー。
じゃあな!
文も短いッ!