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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
3180周目!
127/204

怪しい施設の、地下!

あのノイズ、なんだろね。

はろろー、アンナちゃんよーう。


地下に入ったわ。砂埃やら煙が凄いから、全部風で外に。


よし、視界は良好。ぐるりと見渡す。


「殺風景な所ね⋯⋯。」


岩を大きく板に切り取って、つるつるにして壁に張ったのかしら。かなりの技術ね。


「しかも、よく磨いた⋯⋯金属?の扉。凄いわね。」


ここ、廊下なんだけど。これだけでもかなりの重要な遺跡ね。


近くの扉に入ろうとする。


「開かないわね。」


鍵と思わしき所を、切るか。


魔術発動、水の刃!硬いものには水よ!


よし!切れた!蹴り飛ばす!


「開いたわね。」


中に入る。


⋯⋯。


「中央にベッドと、その下に魔法陣。」


儀式場?


「にしては、妙に殺風景。」


こう、変な物があるはずなのに、ないわね。


「あら、棚があるわ。」


確認。


「⋯⋯薬?」


瓶に入った液体がある。


「⋯⋯なるほど。研究と実験の所ね。」


何を研究してたのかしらね。


「他の部屋になら資料があるかも。」


見てみましょ。


廊下に出て、他の部屋に。⋯⋯扉、全部開かないから全部切ってますわ!


にしても、何も無い。


さっきみたいな部屋ばっかり。謎の薬のみ増えていくわ。


「本当に、何の研究してたのかしらねぇ⋯⋯。」


ベッドに人の骨とか、獣の骨とか乗ってたりするし。


拘束具に繋がれたままの骨とかも。


「大抵、禄な研究じゃないわね。」


次の部屋。


「開けるのも、飽きてきたかしら。」


適当に蹴破って。


「っ!」


後ろ、気配っ!


「あっぶ、なっ!」


天井から出てきた、細身のゴーレム!


「ッチ、ぶっ壊れなァ!」


魔術発動!激流刃!


胴体、横凪ぎ、真っ二つ!


「四等分よッ!」


縦に、真っ直ぐ、四等分っ!


エネミー停止!


「っふぅ⋯⋯嫌に速いゴーレムだったわね。」


私の方が速いけど!


さて、部屋に。ゴーレムが護ってたって事は、何かある。


「さてさて、何があるかしらー⋯⋯。」


部屋に入る。異常に暗い。あれ、私明かりつけてたよね。


探査、うーん?部屋の形だけ。


「壁が黒くなってる、暗室⋯⋯?」


暗室を護ってたの?いやいや⋯⋯。


探査で、隅々まで見てみる。うーん、なんだろ、ここ立方体なのね。


「何も無い、立方体の部屋。ゴーレムが護るには、謎すぎるわね。」


うーん。


真ん中まで進んでみる。⋯⋯ん?


「ここの下、空間がある?」


明かりを強く。床を調べる。


よく、目を凝らして。うん?


「なにかしら、このボタン。」


押してみるか。ぽちっとな。


一瞬の間。


あ、やべ。


床、消えた⋯⋯。


落ちるね???


「んなああああ!?!?」


落ちるぅ!?!?


ああああああああぁぁぁぁぁ⋯⋯⋯⋯。








○ッシュート!でーでっででんっでーーんっ!

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