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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
3180周目!
124/204

怪しい目的地!

怪しい雰囲気!

はろーう、アンナちゃんよーそろー。


森の中を進んで一時間くらい!


「もうすぐです、魔王様。周囲にかなり強い反応があった場所です、警戒を。」


「わかった。」


ふむ。


魔術、探査。


近くには、何も居ない。


⋯⋯何も。虫の反応すら無し。


「おかしいわね。虫すら居ない。」


「ほう、探査か?」


「そうよ。⋯⋯とても静かね。」


「そうだな⋯⋯何も居ない。」


「一体、どういう事だ⋯⋯?」


探査、範囲拡大。


うーん、何も居ない。


「本当に何も居ないわね。」


「怪しいな⋯⋯。どうします、魔王様。」


「進むしかあるまい。周囲に何も居ないという事は、強大な何かが居るという事だ。放置は出来ぬ。」


「そう言うと思いましたよ。」


「わかった、行こうじゃないの。」


奥へ!




で。


「ここが遺跡の可能性が高い洞窟です。」


「かなり深そうだな。」


「というかここら辺、縦穴ばっかり?」


「⋯⋯確かに、縦穴の底が広くなっている所がかなり有りますね。」


「不思議だな。」


謎。ある意味これも遺跡なのかもね。


「とりあえず、入るか。」


三人で降下。ゆっくりとね。


「暗いわね。」


「明かりをつけるか。」


魔王が魔術の明かりを出した。


「ふむ、これは。」


「小規模な⋯⋯遺跡?」


「村か町か⋯⋯そのくらいの規模だな。」


住宅だったものがいくつか。


「降りましょう。」


「ああ。」


「待って、こういう所は⋯⋯。」


火を出して、落とす。うわ、途中でフッと消えた。


「空気が無いのか。」


「みたいね。全く、確認してから進みなさいよ。」


「なるほど、流石傭兵をしているだけある。」


基本だよ!


「はぁ。とりあえず空気確保しましょうね。」


魔術発動、レスピレータ。また使うハメになるとはね。


「へぇ、その様な魔術が。」


「魔の、知らないの?」


「様々な書物を読みましたが、ね。」


「書物に残らない魔術、か。」


「確かに、そういうのも沢山あるわねぇ。」


口伝でしか残ってないのとか、わざわざ書く気にならないものとか。


「そういう大事な物から忘れられていく。全く、悲しい事ですよ。」


「こういう遺跡もそうだな。忘れられてそのまま、という物が多すぎる。」


「そうして大事な時に分からない、というね。」


悲しい事ね。


下に着地。んー、本当に村って感じね。


「探索するか。」


「手分けしましょう。」


「今から30分後にここで集まりましょ?」


散開。


さあ、探索と行こうか!







遺跡!何時のかな!

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