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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
3180周目!
121/204

待ち時間はのんびりと。

マイペースなアンナちゃん!

こんばんばんはー、アンナちゃんよーっ。


水面に寝転がって待ってます!


あの娘が囲まれて、根掘り葉掘り聞かれてる。けど、ちょいちょい口を閉ざしてるね。


それにしても、お腹空いた。なんか適当に食べよ。


倉庫から肉を出して、魔術の炎で焼く。うん、いい匂い。


肉汁はフライパンで受けて、そこに塩とコショウ、バジルの刻んだのとオリーブオイルを少し。


野菜も出して、パンも出して。


パンに切れ目いれて、肉を挟んで。


葉っぱものをちぎって挟んで。


作ったタレをかける!


そして、かぶりつく!


「ん〜、美味しいわぁ。」


もぐもぐと食べ進める。うーん、視線を感じるね!


「あ、あの、何をしてるのですか⋯⋯?」


娘ちゃん。


「え?料理して食べてるだけよ?見ればわかるでしょう。」


食べ進める!


「お、美味しそうですね⋯⋯。」


「食べる?」


「⋯⋯今でなければ頂いたのですが⋯⋯。」


剣を見るか。ま、知り合いが死んだの見たのならそうなるか。


「ところで、まだなの?」


「えっと、今お客さんが来てるみたいで⋯⋯。」


「あ、そう。アレが腐らない程度には早くしてねー。」


首。


「う⋯⋯はい⋯⋯。」


もぐもぐ。


戻っていったわ。んー、ふむふむ。


腐りやすいものがあるから早めに、って話してるね。話してる時の顔は悲痛だけど。


ごくん。ごちそうさま。


紅茶でも飲もう。もちろん、お湯を沸かすよ。


魔術の火でお湯を沸かす。一気にやらずに、ゆっくりと。


いい感じの所で葉っぱいれてー、しっかり開いたの確認してー。


カップに。うーん、いい香り。


美味しいわぁ。流石私。


あ、そうだ。寝椅子でも出そう。あと本も。


寝転がって紅茶を楽しみながら、読書。視線を感じるけど気にしない!


「あ、あの、その、何をして⋯⋯?」


「読書。」


見りゃわかるよね?


「く、寛いでますね⋯⋯。」


「そうねー。」


本から目を逸らしません。


「⋯⋯もう一度急かしてきますね⋯⋯。」


「んー。」


この本あまり面白くないわねぇ。


読み切って、次の本。結構溜まってるのよねぇ。


それも読み切って。


次の本。あ、これ面白い。


紅茶がなくなった、淹れないと。もう全部魔術で動かす。


うん、いい感じに出たわね。


「あ、あの、お待たせしました、長が来ました⋯⋯。」


「今いい所だからちょっと待って。」


タイミング悪いなぁもう。


「お待たせしたのう、客人殿。」


「⋯⋯!こいつは。」


長の声?と、聞いたことある声。うん?


キリのいい所でやめて、と。


「⋯⋯へぇ。客人ってのはお前かい。」


「⋯⋯貴様は。」


「お知り合い、なので?」


「いや。」


「私としては、久しぶり、かしら。」


「そうだろうな⋯⋯シャムシャラの亡霊。」


「ええ、そうですとも。魔王ゼルノ。」


ハーヴェスタの魔王があらわれた!












なんで魔王ここにいんのよ。

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