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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
3180周目!
114/204

だらだらーっと。

飲んでしかいねぇ⋯⋯。

やっほう、アンナちゃんですわぁ。


「⋯⋯ところでグリディナ。お前今日は動かねえのか?」


「あー、どうしようかなぁ、ってところですわ。なんか面白い魔獣居ないの?」


「面白い魔獣ってお前な⋯⋯。」


狼程度だと弱過ぎるもの。


「そうだなぁ⋯⋯今日来ている魔獣の報告は⋯⋯角うさぎ、狼、ワーム、くらいか。全部単体だな。」


「うわぁつまらない。」


つまんねー。


「そう言われてもな。今日は暇な方だしなあ。皆大量出現の方に行っちまってるし。」


「⋯⋯大量出現?」


なにそれー。


「東の砂漠近くでな、獣が大量に出てきてるんだよ。どうも砂漠から出てきているみたいなんだが、出現の仕方がちっとおかしくてな。その調査と討伐に皆駆り出されてんだよ。」


「出現の仕方がおかしい、ってのは?」


「そうだな⋯⋯なんつーか、定期的なんだよ。三週間おきぐらいに出てきている。」


なにそれ、奥に何か居るんじゃないの?


「その為の調査だ。俺としては、魔獣なんじゃねえかと。」


「ありえそうね。」


「お、行くか?」


「いや、報告来てからにするわー。」


「だろうと思った⋯⋯。」


獣とかもう面倒くさいもの。


「つってもなぁ、最近じゃ魔獣なんざ徒党組めば倒せるしなぁ。お前の言ってたヤバイ奴ってのも報告上がらねえし。稼ぐなら沢山狩れる獣じゃねえか?」


「まあそうなんだけどねー。」


稼ぐ気はない。


「⋯⋯うーん。ちょっと遠出でもしてみようかなぁ。」


ぶらぶらとね。


「おっちゃん、ご馳走様。ちょっと色々見てくるわ。」


「おう。⋯⋯また来いよ。」


「ええ、また。」


酒場を出るよー。




適当に街を歩く。途中で服、雑貨、食料その他諸々を買って。


「これからどうしようかしらね⋯⋯。」


魔獣も強いのが居ないと。学園はとても面倒くさい事になってると。実家に戻っても学園行けって事になるし。


ラディーちゃんの所に居続ける?それもつまらない。


「一度、国を出てみるのもいいかもしれないわね。」


魔族領なら、強い奴がいるかもしれないし。


「そうと決まれば準備をしないとね。」


買い物は今済ませた。


「何が残っていたかしら。」


ラディーちゃんには話しておくか。


「あとは⋯⋯学園に一度顔出して⋯⋯。」


実家は遠いので却下。反対方向だし。


「そんなところか。」


よし、なら適当に時間潰して戻るか。


とりあえずご飯でも食べに行こー。


ご飯っ!







次は動こう?

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