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5話 コンビニのある世界

投稿に時間がかかりました。


今日は朝からお腹が痛い・・・・・・

そしてタイトルの訂正をしました。










 事務室にある折りたたみ式のパイプイスに机を挟む形で爺さんと対面しながら座る。


「何かから話そうかのぉ・・・

おっと、その缶コーヒー飲んで良いぞ」


「おぉ!頂きます。

このメーカーの好きなんです」


 貰った缶コーヒーを遠慮なく開封して飲む。

美味かった。


「じゃあまずはココは・・・・・何なんだ?

店から出たら森っておかしいだろ」


 一番最初に気になった店の事を聞いてみる。


「この店か?

この店はのぉ、ただのコンビニじゃ。

ただし、日本に存在するのではなく神界に存在している店じゃがのぉ」


 はい?

神界って言ったかこの爺さん。

この爺さんもいい年して中二病か?


「何言ってんだ?

俺は日本に居て、そこでこの店に入ったんだぞ」


「それはじゃな・・・・・・・・・・・・・・・・」


 爺さんの説明によると。

神界と日本、いや、現実世界 (爺さんが言うには俺が居た世界)は元々別々の次元?に存在している。

そこに、稀にではあるが人が迷い込んだり一時的に召喚されてしまうらしい。

 召喚された人はその後、何かしらの理由で異世界に送られるらしい。

召喚された理由の大概の理由が、小説に良くあるやつでその世界の人による勇者召喚。次いでその世界自身による緊急召喚だそうだ。あとは少数の原因によるモノだそうだ。


 召喚された人は、神界の記憶は強制的に消されるそうだ。

一部記憶が残される人もいるとの事だ。

その場合は、大概は神や天使などが関わっているそうだ。

消される理由の1つに異世界に送るための手続きをするらしく、その手続きを真似ておこなうと簡単ではないが好きなように人を召喚する事ができてしまうらしい。

 また、神界の技術の漏えいを防ぐ目的もあるんだってよ。


 召喚されてしばらく神界に居る人はこの店も利用している。

神様たちや天使たちに混じって。

俺もそんな利用客の1人だってよ。


「この店の事はそれで良い。

それじゃあ、爺さんは何もんだ?

まさか爺さん自身も神様って言うんじゃないだろうな?」


「そうじゃよ、ワシ自身も神の1人じゃ。

最古参の1人でな、最初に作った地球の管理を若いのに任せて今は神界でコンビニ経営じゃな」


「はは・・・・自分で言いよった」


 もう次第に何でも良くなってきたぞ。


「その自称神様に聞くけど、神様って言う証拠みたいなのはあるのか?」


「そうじゃのー・・・・・・・これでどうじゃ?」


 爺さんが右手を手のひらを上にしながらコチラに出してくる。

何だと手を見るが何もない。


「何もないじゃないか」


「慌てるでない、ここからじゃよ。

見ているんじゃ」


 見てろと言われ、とりあえず見ていると。

ポンっと小さな煙が出る。

出てきた煙が消えるとそこには、見覚えが有る様な水色の封筒が入っていた。

とある女性の名前が書いてあった・・・俺の字で。


「だあああああ!!!!!

何でこれがあるんだ!!

爺さんがコレを持っているはずないだろ!?」


 俺の初恋をした時に相手に渡したラブレターだった。


「ホッホッホ

勿論持ってはいなかったよ。

今ここに転送してきたんじゃからのぉ」


 ラブレターを爺さんから取り上げようとしたが上手くかわされてしまった。


「これは彼女の物だから返しておこうかのぉ」


 右手のラブレターはまた、ポンっと煙と共に消えてしまった。


「これで信じて貰えたかのぉ?

信じてもらえんかったらまた何か出そうかのう」


「分かった、信じる。信じるから止めてくれ」


 爺さんの言葉には嫌な予感しかしない。

先程の羞恥プレイが永遠続きそうな気がする。


「次にだけど、記憶が無くなると言う事だったが俺には残っているぞ?

手続きなんかした覚えもないし」


 記憶の件と手続きの件も聞いてみる。


「それは簡単じゃよ。

ゲームを予約して買って行ったじゃろ。

あれも手続きの一部じゃよ。

それにお前さん、シリアルカードを買う時にコンビニのカードも買って行ったからココの事を忘れずに済んだんじゃ」


 あれが手続きだと?


「じゃあそのコンビニのスキル?っでココに何度も来れるのか?」


「無論じゃ、店を出ても回数制限なしで何度でも来店出来るんじゃよ。

店を出る時には、元の世界に戻れるじゃよ。

お前さんの場合は先程までいた世界じゃがな。

もう日本に戻る事は出来ん、生きてる間はという原則付きでじゃ。

 召喚、転移等した先の世界でその命が終了したのちに、神界で再度面接してから戻るか決める事ができるんじゃ」


「マジかよ・・・・・・・・・・」


 戻れないと言われ、正直ショックだ。

あの森の世界に死ぬまで居ろと遠まわしに言われている感じだ。





 その後、神爺さんと話した内容をまとめるとこうなる。

・コンビニにいる間は元の世界の時間は止まっている。また、コンビニに居る俺自身の肉体的時間も止まっている。

ただしそれ程長い時間は居れず、強制的に退店させられるそうだ。コンビニ店員にな。

・買い物をする時の量、会計方法は現金であれば何でも良し。

・買い取もしてくれるらしい。シリアルカードの物やその他コンビニで買った食用品以外の物限定だが。

・俺があのゲームを選んだのは無意識にしろ意識的にしろ自ら選択して受け入れたかららしい。

でなければ強制されると心と体に極端に負荷がかかり最悪死んでしまうらしい。

・俺が行った世界には特に強制的にしなければならない事は無く、自由に暮らして良い。

ただし自己責任。

・暮らしていく上で、俺自身の事はあまり他人に話さない方が良いらしい。

特にスキル関係の物は利用されやすいとのこと。


 スキル等の使い方をついでに教えると言ってくれたが遠慮した。

あの世界で生きるのならば自分で覚えるか、あの世界の人に教わった方が良い気がしたからだ。

ただし、ポイントと看破の眼の使い方だけ教えてもらった。

この2つはコンビニオリジナルらしい。こんな部分も無駄に元の世界のコラボ商品を再現している。







「そろそろ時間かのう。

退店して貰う時間になりそうじゃ、最後に質問や買って行く物はあるかい?」


「いや、質問は今はないかな?

買い物だけさせてもらうよ」


 俺と神爺さんは事務室を出て神爺さんはカウンターに、俺は最後に時間ぎりぎりまで店内をの商品を物色する事になった。


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