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63話 まさかの死亡説浮上?

今回は結構悩みました。

遅くなってすみません!!

















「何言ってんだ?

俺は健康そのものだぞ。

爺さん長生きし過ぎてボケたんじゃないのか?」


 あまりにも突拍子がなさ過ぎるだろう。

とうとう頭の中がやられてしまったんじゃないのだろうか。


「誰もボケとりゃせんわ!

お主の体は健康そのものじゃわい」


 すかさず神爺さんがツッコんできた。忙しない爺さんだ。


「だったら何で俺が死ぬんだよ。俺が誰かに殺されるのか?」


「それは違うのぅ。今回の場合は殺されたり病気とかではないのじゃよ。

今回は、お主が持っているスキルが原因じゃよ」


「何で俺のスキルが原因になるんだ?

俺のは殆どがココで買ったモノだぞ?危険なものになるはずがないだろうが」


「それがそうでもないのじゃ。

お主のスキルの内、ポイントのスキルが原因じゃ」


「何で?たかがポイントだぞ?」


「あれは本来、装備やステータスの数値の底上げにしか本来は使えぬ代物なんじゃよ。

何故かお主のは、その限界を超えて数値を上げれてしまうのじゃ。

装備品等の物は、まだ良いんじゃが。ステータスの方はイカンのじゃ、もはや肉体の限界や成長速度を無視した状態になっとる。

このままではお主の肉体は限界を向かえて崩壊するぞい」


 おぅ、まさか文字通りの死にスキルと化していたとは思わなかった。


「じゃあどうするんだよ。

このまま死ねって言うのか?」


 俺はまだ死にたくは無いぞ。しかもこんなしょうもない死に方なんて。


「今回は儂の店の商品が元々の原因じゃから対応するぞい。

その代わりなんじゃが、スキル等の修正アップデートとして対応させて貰うからの?」


 良かった、死なずに済んだ。


「具体的にはどう修正されるんだ?」


「まずステータス取り分け肉体の数値のポイントでのアップ化は出来んようになるの。

出来るのはスキルと装備品までじゃ。

また、装備品や各アイテムも各々の限界までとさせてもらうのぉ。

今使っている装備品も申し訳ないが数値が下がってしまうからのぅ。

これ以上増やされてしまっては世界のバランスが壊れてしまうかも知れんしのぉ。

今でも既に崩れかけているからのぉ。

代わりに、お詫びとしてなんじゃが。お主の肉体数値等のステータスを儂が変更しようと思うんじゃがどうかのぉ?

勿論、今の状態より数値は前後しても悪くならんから安心して欲しいんじゃ。

もっとも、肉体的には多少の変化はあるかも知れんのじゃが」


「だったらやって欲しいかな。

数値が悪くなっても死ぬよりはマシだしな」



 もしも数値が下がってしまってもこれまで以上に慎重に行動すれば良いんだと思うし。

肉体的にって言うのは正直わからんが。多分、筋肉が落ちるとかだろ。


「申し訳ないが、お主の装備をまずココに出して貰ってもかまわんかの?」


 指定されたカウンターの上に銃やジャケットを置いていく。

置かれた装備品に神爺さんが手を翳すと、数値の変更を開始したのか淡く輝き出す。

そののまま輝きが落ち着きだして、完全に光が消えると神爺さんはその手を下ろした。


「装備品に関してはもう良えぞ」


「もう装備を着けて良いんだな?」


 俺の質問に、頷いて答える神爺さん。

そのまま装備を着け直しす作業が終わると同時に「今度はお主じゃ」と言われた。


「それは良いんだけどさ。

実際、俺はどうすれば良いんだ?」


「簡単じゃ、今のままそこに立っとれば良え。

直ぐに」


「あぁ、わかった。ココに居れば良いんだな」


 言われたまま立っていると、先ほどと同じように神爺さんが手を翳した。まぁその対象は、さっきまでの装備品じゃ無くて俺になるんだけどね。


「それじゃ、行くぞい。

少し痛みが出るかも知れんが、我慢するんじゃぞ?」


 痛いのかよ!

俺の無言を了承と受け取ったんだろう。そのまま俺の体が光りだした。


「っぐ!?」


 何だこの気持ち悪さは!?

酷い二日酔いの状態で、全身ムチ打ちに成ったかの様な痛み。

更には全身の中を何かが這いずり回る様な異物感。それも1匹や2匹ではなくもっと沢山の何かが俺の中に居るような錯覚すらしている。


「うぐぐぅ!!」


「ソーマさん?!

店長さんも何をしてるんですか!」


 俺が痛みに振らつきながら耐えていると。イエイヌが、俺と神爺さんの行為に状況が読み取れないまま気が付いたようで。慌てて駆けつけて俺を支えると、神爺さに歯を剥き出しにして「グルルル!!!」威嚇し始めた。

その行動は正しく狼や犬そのものだな。


「イ、イエイヌ、イッッ!、大丈夫だ。

別に・・・神爺さんは俺に対して悪意が有ってこんな事をしているんじゃないんだ。」


「でも!?!?!?」


「いやいや・・・まさかこんな事になるとはのぉ」


 神爺さんに威嚇していたイエイヌがコチラに振り返った瞬間、俺に何かが起きたのかビックリした様な表情をしていた。

神爺さんも神爺さんで、何かが起こった俺を見て何時もは微笑んで居るような表情なのに。今は目を何時もより見開いて、少なからず驚いた様子なのに自分だけ納得したかの様なセリフを言っていた。


「何だよ?2人とも何でそんな顔をしてんだ?」


「これは言って聞かせるよりも、実際に見た方が早かろぅ」


 そう言った神爺さんは、音も無くカウンターの上に大きめのスタンドタイプの鏡を置いた。

そのまま鏡を覗くと、俺自身も映し出されたモノに驚愕した。











只今ストーリーの修正を考えております。

基本的にはそれ程変わらず、セリフや細かい表現などの変更となります。

中には大きく変わる部分も出てくるかも知れませんが宜しくお願い致します!!

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