プロローグ2
幾つか選んでいるうちに気がついたけど、このゲームの武器とかの攻撃力とか防御力とかあるアイテムにはそのアイテムの数値?が紹介されてなかった。
あれかな?リアルな表現のために表記されてないのか?
まずあれだな、あんまり強すぎるアイテムとかスキルなんか始めっから持ってる途中で飽きるかも知れないから欲張らない様にしないと。
で、選んだのがこれだ。
武器系
・SIGザウアーP2009に専用サイレンサーとフラッシュライト付き
・IMIデザートイーグル
をそれぞれ1つずつ。弾数がリアル仕様と無限弾の特別仕様があって、無限弾仕様の方が高かったけどそっちにしといた。
防具系
・銃をしまう為のレッグホルスターをそれぞれ左右の足に使える様に2つ
スキル・才能系
・全異常完全耐性スキル
毒とかで序盤で死んでばかりだと面倒だからこれくらいは良いかな。
・言語習得スキル
外国語とかのリアルタイムで自動翻訳してくれるスキルみたいだ。俺自身、正直英語とかぜんぜんだから有りがたいかも。
・武術の才能
・魔法の才能
・アイテム収集の才能
これがあるとそれに該当するスキルが修得しやすくなり、意識してとろうとするとより早く修得できるらしい。
意識してと言う所が良く分からんが。
・看破の眼
説明書きを読んでみると全てを看破できる上に、逆にステータスを誤魔化す事も出来るらしいし、他にも色々出来るらしい。
このゲーム、オンラインゲームの要素もかなり有るから普通に始まる人からチーター呼ばわりされなくて済むかも。
・ポイント
アイテムとか自分のステータスとかポイントを使って強化できるらしい能力の底上げが出来るのって良いかも知れない。自分好みに出来るのだからな。
・コンビニ
よく分からんけどいつでも買い物が出来るらしい。
クエスト中に消費アイテムとか使い切ったら一々戻らなくて済むかも知れない。
のモノを選んだ。
武器に関しては俺が好きだから、防具は・・・・・まぁ後から買えば良いかなって。
スキル・才能も便利そうでいてそれなりにチート過ぎないモノを選べたはずだ。
ゲームソフト本体とシリアルカードを合わせて合計金額15000円位になった。
安いのか高いのかよくわかんないな、課金ゲームだと思えば少しは安いのか?
ちなみにキャラクターの選択もたくさん出てきていたが基本的に学生時代の自分をモチーフに作っておいた。ネカマプレイとかしないしかと言って一からキャラクター作りができる程の想像力はないからな。
最後に了承の選択すると最終確認の注意喚起が出てきた。
『以降、戻る事はできませんが宜しいですか?』
流し読みで確認しただけだがまぁ大丈夫だろう。
了承のボタンを押して端末から印字された専用の用紙を取り、カウンターの爺さんに持って行く。
「はいはい、こちらですね。
確認ですがこちらで宜しいのですね?後からキャンセルできませんが宜しいですか?」
マニアルにある確認なのだろう、後で何かがあっても自己責任だし暇つぶしのゲームだから問題ない。
「そちらで問題ないです。」
「畏まりました、あぁ丁度良かったですね。
日付が発売日丁度の時間帯になるのでゲームソフトも持って行きますか?」
タイミングも良かったのか
「ホントですか?
じゃあ持って帰ります。
あぁ、後少し待って下さい他にも買いたいモノがあるので」
少し待ってもらい、おにぎりを3つとお茶のペットボトル1つと唐揚げのパックもカウンターに持って行く。
「・・・・・ではゲームも一緒の袋に入れておきますね、ありがとう御座いました」
店員から買った物が入っている袋を受け取った男がカウンターから離れていく。
その後ろ姿を店員の老人が見送りながらも考えていた。
いきなり適正がある者が訪れるとはのぉ、今後どうなるのか気になるがまた会えるか会えないかは本人しだいじゃから何とも言えんか。
そして最後に自動ドアから出ていく男に老人は
「ありがとう御座いました、いてらしゃい」
と男を送りだした。
そして同時にこうも思っていた。
コンビニ店員やり過ぎて変な癖が付いたと。
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小ネタ的な物でも大丈夫なので気がねなく送って下さい。
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