俺の病気に君は…………
付き合って2年
結婚して1年
新婚ホヤホヤの
俺たち
幸せな俺たち
けど……………
俺は一つの病気を持っている
名前は【パニック障害】
過去のトラウマが
俺に
この病気を
残した
この病気は
高校の時に
俺の人生を
蝕んでいった
何度死のうとしたか
何度自分に絶望したか
何度人の温もりを求めたか
何度………何度…………
この病気は
突然やってくる
自分で止めようとしても
止められなかった…………
周りの
知り合いや
友達
教師
親友
幼馴染み
兄姉………………
みんなみんな
俺を理解しようとはしなかった
当然、過呼吸や心臓麻痺になる俺に
心配するどころか
怒りを持った
悪意を持った
俺を
"いらない子"
"役たたず"
"社会のゴミ"
っと、
みんな呼んだ
俺はこの頃
人間恐怖症に
かかりそうに
なっていた
でも、
君に会えた
君は俺を
ただ純粋に
心配してくれた
俺の話を
聞いて
涙を流してくれた………
嬉しかった
ただただ嬉しかった
俺は
ずっと1人だった
でも、君が助けてくれた
だから……………
俺は君に
恋をした
でも、俺は…………
諦めていた…………
俺は………………
君を信じられなかった
次は今週の土曜日に出させて、いただいきます。