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本人の話

ほかに連載あるのに・・・。続きを書かなきゃいけないのに・・・。

やっちまったorz....


突然ですが、ウサギです。

さびしいと死んじゃうとか迷信って言われてるけど、私はマジで死んじゃうウサギです。

正確にはそうされてしまったウサギです。


事の発端は数日前。まだ私が幡野うさぎという名前の女子高生だった時のことでした。

大好きな親友の琴音ちゃんと放課後デートに繰り出していたら突然ピカーっと光ったのです!


あまりの眩しさに思わず目をつむってしまいました。

そして光も収まり恐る恐る目を開けるとそこは!

巨人族の国でした。


やたらとでっかい人っぽいモノが「やった!成功だ!」とかなんとか騒いでいたのです。

私呆然。

すると頭上から大好きな琴音ちゃんの声が!

「ちょっ!何よこれ!!」

「琴音ちゃん!」

と歓び頭を上げるとなんと!

そこには巨人族になった琴音ちゃんがいたのです。

私の声に驚いて下を見た琴音ちゃんもびっくり!

「う、うさぎ!?」

琴音ちゃんは屈みこんで私を抱き上げてくれていいました。

「あ、あんたほんとにうさぎなの?幡野うさぎなの?」

と。

「うさぎだよ、琴音ちゃん。わからない?どうして琴音ちゃんだけおっきくなっちゃったの?」

「……うさぎ、あのね、私が大きくなったんじゃないの。あんたがちっちゃくっていうか、その……ウサギになってんのよ……」

はて?私はうさぎなのに何を……。

頭にはてなを飛ばしているのがわかったのか、琴音ちゃんは言いなおしてくれました。

「あんた、動物のウサギになってるのよ。」

      ・

      ・

      ・

      ・

      ・

とまぁ、こういうわけでウサギになったのです。

え?わからない?


う~ん。

えっと、この後白いおじさんがなんか勇者がどうとか守り人がどうとかいっていたんですけど、とりあえず、私が勇者で守り人の琴音ちゃんにお世話してもらいながら旅をしなきゃいけないそうです!


「うさぎ~。ごはんよ~。」

わ~い!

ぴょこぴょこ飛んで私は琴音ちゃんの声がした方へ行きました。

「今日はにんじん入りのサラダよ」

「やった~、にんじん大好き!ありがとう琴音ちゃん!」

ぴょんぴょん飛んで喜ぶと琴音ちゃんがなでなでしてくれます。

むふぅ。気持ちいです。

おとなしくなでられていたら、ご飯を食べるよう促されたのでサラダをもしゃもしゃ食べます。

ウサギになってからは野菜がおいしく感じられます。特ににんじんはポリポリとした食感がたまりません。


「もうすぐ旅も終わるからね。」

琴音ちゃんが言いました。

正直旅してる実感はあまりないです。いつも琴音ちゃんに抱えられて馬車で移動してるだけですから。

町に着いたら琴音ちゃんとお散歩して、たまに見知らぬ人になでなでされて、にんじんやほうれん草みたいなあまい葉っぱもらって、つかれたら眠ってと実にのんびりした日常です。さびしいと死んじゃうと言われましたけど、大好きな琴音ちゃんと一緒なのでさびしくなることもあまりありませんしね。

結局何のために旅してるのかわからないですけど、終わったら元の世界に帰れるそうです。


そしたらまた、琴音ちゃんとのデートの続きがしたいですね。


ウサギ視点ではほとんど何もわからない。

次は琴音視点で白いおじさんの説明をちゃんと入れようと思います。


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