ダンジョン空間
この世界にあるダンジョン空間は二つ
外宇宙と繋がる「タルタロス」と異世界に繋がる「エリュシオン」
この二つは「宇宙の超次元民族イメンアス人」と「三千世界の超次元民族スペアティム人」によって支配されており、それ故にこの二つの民族は誰も逆らえない支配者となっている。
ただ、どちらも無闇に支配することを好まないので、宇宙でも異世界でも各国が自由に活動できるようになっている。
それぞれの空間には「宇宙物質」と「魔法物質」の二つがあり、これらは元素表とは別に存在する物質で、本来の科学的な方程式とは全く異なる動きをするので、これが手に入るようになったおかげで、技術が超発展しており、それ故に貴重な資源として取り合いが多い。
どちらにも共通するのは「怪獣」が多い点。
元々タルタロスの名前はイメンアス語で「牢獄」を意味する「メゥノン」という名前で、タルタロスは地球が名付けた名前になる。
ただ、意味は一緒でイメンアス人が長い歴史の中で生み出してしまったヤバい生物などを捨てるための空間でもあり、それ故にヤバい宇宙怪獣が闊歩する危険な空間になっている。
一方でスペアティムはというと、こちらは異世界に現れた大魔王や大魔獣を封印するために、放り込まれた次元の狭間でもあり、そこで大繁殖しているので、こちらもヤバい怪獣が豊富に居たりする。
どちらも非常に危険な場所ではあるものの、豊富な宇宙物質や魔法物質があるので、資源採掘の関係で住んでいる人も多く、資源が豊富なこの未来で唯一少ない資源である「食料品」を生産する上で、農業を行っている人も多く住んでいる。
更に、この空間を通らないと、異世界や外宇宙に行けないので、中継地点としての都市はどうしても必要になるので、なんだかんだで人は住んでいる。
どちらの空間もイメージとしては「ラストダンジョン前の土地」ぐらいの危険地帯になっている。
そして、どちらの空間も「果てしなく広い」
タルタロスは特徴として「銀河の空間を10万分の一」に凝縮した空間になっており、そのお陰で、100光年先でも、現状の宇宙船でも5時間で行けるほど近くなった。
また銀河系の端から端でも5年あれば到達可能になっており、このお陰で「宇宙が狭くなっている」。
そうは言っても宇宙スケールの話なので、それでも人間にしてみれば無茶苦茶広いことには変わりない。
このタルタロス内では奇怪なことに惑星のある場所には「黒い月」……要は銀河系に繋がる関門があり、その代わりに恒星があるべきところには何故か、恒星と同程度の大きさの惑星がある。
こちらも大きい割に重力は地球と同程度になっており、イメンアス人が先にテラフォーミングしてあったので、自然環境が充実しているので……宇宙怪獣が大繁殖している。
ただ、人間はたくましいもので、こういった環境でも生活をして、農業や採掘業を営んでいたりもするし、一番イメンアス人の遺跡が多いのも、この「裏恒星」になるので、此処で冒険する人たちも多い。




