黎明のアルカディア
黎明の理想未来とは何か?
「かわたれ」とは「彼は誰?」であり、「誰そ彼?」の逆の意味です。
元々、中国語で黄昏は「夕暮れ」で黎明は「夜明け」を意味します。
なので、黄昏にタソガレと振り仮名つけたように、黄昏の逆である黎明に「かわたれ」という振り仮名をつけて、「理想未来の始まり」という意味になります。
そして、理想未来についてですが、本来はユートピアのことを理想未来と言うのですが、今となっては微妙な未来像になるので、本来の「管理社会的理想」を意味するユートピアではなく、その対極にある牧歌的な理想未来のことを意味する「アルカディア」と振りをつけています。
この辺りは、僕個人が勝手に付けている振り仮名ですので、さも当たり前の既成事実のように言いふらさないようにお願いします。
では、何故、この世界が「理想未来」なのか?
ユートピア「が完全に管理された理想未来」なのに対して、こちらは「無限の資源が手に入る世界」になります。
後述するトリヘキサイクルエンジンなどは、その典型で、空気と水を入れると石油が出てきます。
動力を手に入れると同時にガソリンも手に入る夢のエンジンになっています。
また、無限に広がる「異世界」と「外宇宙」の両方に広がる余地のある世界は、それこそ無限のエネルギーと資源が有り余る時代です。
それ故に、この世界に登場する人たちは裕福で平和的なんです。
「人間は貧すれば鈍する」と言います。
今の時代よりも裕福なこの時代は、人の心に余裕があり、すべての人が大らかに生きられる時代なので、「こんな未来だったら良いなぁ」と思って書いています。
細かい部分は多々ありますが、この世界の目的はそんな感じです。
次に歴史について説明します。
この世界は20XX年(便宜的に2025年と仮定としています)に突如として「黒い月」と「ダンジョン」が世界に現れた所からはじまります。
この二つはそれぞれ、外宇宙に繋がる「タルタロス」とあらゆる異世界に通じる「エリュシオン」に繋がっており、それぞれが「科学」と「魔法」の両方に世界に繋がるようになりました。
そこから、宇宙にある「宇宙物質」と異世界にだけある「魔法物質」の両方が手に入るようになり、それによって爆発的な技術を進化を遂げた地球は「異世界」にとっても「外宇宙」にとっても重要な特異点となります。
戦争が起きたものの、その後は地球上に異世界、外宇宙の両方を管理する共同組織が誕生して以来、平和な時代が続いています。
ただ平和な時代でもやはり厄介ごとは多い。
そういった厄介ごとをどう解決していくか? そういった世界観になっています。




