「面接に受かる方法:ただ愉快に振る舞えばいい、それだけだ。」
「次の方……」
「私は!! 現在の大韓民国が直面している現実を告発するために来ました!! もともとは韓国史の講師をしていたただの教師、いやネット講師でしたが!! 私、パク・ヒョンギルは……これではいけないと……悟ったのです!! 現在の大韓民国は……!! 本当の大統領が追い出され、共産党の犬が支配しています!!」
「おい、あいつの口を塞げ!! ええい!! 塞げ!!」
(その瞬間、会社にいた全員がヒョンギルを止めにかかった)
「離せ!! 離すんだ!! 現在、我々の真の大統領は死刑が決定したのです!! 中国は現在、我が国を抑圧し続けている!! だから、全員『ユン・アゲイン』!! これを見てください!! 私が最近制作した映画です!!」
「だめだ!! あいつを黙らせろ!! おい、接続を切れ!!」
「離せ!! 貴様も結局、中国の犬だったのかぁぁぁ!!」
「クソ、早く連れ出せアロン!! 早く!!」
「Yes.. Yes sir!!!!!!」
「この汚らわしい共産主義者の排泄物のような野郎め!! 離せ……離せ!! 私は……私は……我らが大統領を守らねばならんのだぁぁ!!」
「はぁ……はぁ……」
「クソったれ……。これはアメリカでも見たことがないな……」
「はぁ……クソ……。傭兵稼業6年で今日が一番死ぬほど辛い……。アロン、次の人……。頼むから……頼むから、普通の殺人鬼とか暗殺者みたいな『まともな人間』を入れてくれ……」
「うーむ。社長、もう来る奴はみんな来たんちゃうか? あのタマキンどもよりヤバい奴なんて、もうおらんやろ……」
「ここが……デミアン・デモニクスの『何でも承ります』の、新人面接会場で合っていますか……?」
(驚くべきことに、血生臭さと糞尿のような悪臭が漂う事務所に、本当に美しいショートヘアの女性が入ってきた)
「おおおぉぉ!! めっちゃベッピンな姉ちゃんが来たやんけ!!」
(その瞬間、サムは即座に合格ボタンを押した)
「おい待て、まずは話を聞こう。この面食い野郎」
「名前と年齢を」
「ジアです……。年齢は21歳です……」
「待て……お嬢さん……。顔をどこかで見たと思ったら……。以前ドイツに公演に来た……何だっけ、『ヒット・チュ・ヒット』だったか? あのグループのお嬢さんじゃないか?」
「はい……会社が送れと言って……。何でも広告になるとかなんとか……。でも、どうしてご存知なのですか? アイドルとは無縁そうな方なのに」
「まぁ……周りにK-POPに狂ったオタクがいて、無理やり連れて行かれたんだよ……」
「ところで、お嬢さん……。デビューして1年も経たないのに、炎上しているらしいな……?」
「あ……それですか……?」
「ファンサイン会で、あるファンが『付き合ってはいけない男の3つの条件は何ですか?』と聞くと、『性格が悪い男、ブサイクな男、ケチな男』と答えた……」
「うーん……正直に言おうか? 正論だ。最高に正論だよ。例えば、この書類でアッシャーになりすまして、女に目がなくて顔面崩壊しているような野郎とかな」
「ワッツ……?」
「さらに……最近、ファンがTwitter(X)のIDとパスワードを教えるから未公開の自撮りを送れと言われて、本当に送ったんだな? ……おいおい……いくらなんでもそれはマズいだろう……。位置情報が特定されたら危険だぞ……」
「でも、デミアンさんは18歳だと聞いていますが、どうして私にタメ口なのですか?」
「俺は面接관(面接官)だからな。この世界は実力至上主義だ。不満があるなら俺より実力をつけてから言うんだな」
「おい社長!! 現役アイドルやぞ!!」
「ブサイクな野郎、イチモツが小さい野郎、チビ、性格のひん曲がった野郎を弾くのは定石だよな。……だが、あんたはアイドルだろう? あの脂ぎったオタクどもに媚びを売って生きなければならない立場なのに、あいつらをディスってはいけないな。……合格は出せない。うちは炎上している奴は雇わないんだ」
「まぁ……当然の結果だと思いました……。ったく……。会社は私じゃなくてアインを呼べばいいのに、古参だからって私を送り込みやがって……。帰ります」
「本当に気が強いな……」
「ちょっと待ちぃな!! 姉ちゃん、俺に電話番号を……」
「吐き気がするので近寄らないでください……変態……」
「な……何やと……!?」
「さあ、次の方……」
「ノアム・エリフビ。イスラエルから来まし……」
「失せろユダヤ人。うちの会社はユダヤ人は受け入れない」
「社長!!!!」
「知るか。失せろと言っている」
「社長……!! ドイツ人がユダヤ人を罵倒するのはヤバいって!! ネオナ〇と思われたいんか!?」
「何を言っているんだ、お前は。……おい、俺はあいつがユーロビジョン2年連続のイスラエル作曲家だから落としただけだ。何がユダヤ人差別だ。それにナ〇? 俺をあんな奴らと同等に扱うな。反吐が出る。あいつらのせいで、ユダヤ人が誰からも批判されない無敵の存在になってしまったじゃないか」
「……やっぱり……」
「次の方……」
(すると、青い帽子と緑、白の服を着た中年女性が入ってきた)
「私の名前はミン・ヒョンジョン……。元ビドアの総괄理事(総括理事)で……。スタイリ・ジーンズの母親にあたる人間です……」
「あー……クソ、あんたはまた何なんだ」
(すると、彼女は突然泣き笑いを始めながら話を続けた)
「これを見てください……。カカオトーク……。おじさんたちが……。いや、申し訳ないけどクソジジイたちが……。私一人を殺そうと……え?」
「いやいや、おばさん……。あんた、単に若い子供たちを盾にして甘い汁を吸っていただけだろう? 俺たちが知らないとでも思ったか?」
「社長の言う通りや! お前はホンマに脳みそネジ外れた姉ちゃんやな!!」
「失せろ……」




