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話:感情に正直になりすぎると大抵めんどくせーことになるから、お前ら自分の意見は墓場まで持っていけ

「そんなこと言わないで~、ベア先輩に怒らないで。デミアン、あんた顔は本当に綺麗なんだから、黙っていれば可愛がられるんだからさ~」


「手を退けて……白雪……!」


「ったく、これだからガールズトークは……。何の役にも立たねぇんだよ。おい、お前ら!ここは女子高か?そんなにガールズトークがしたいなら、外に出てやれ!!つーかニコライ、お前は消えねぇのか?他の奴らが出て行ったのが見えなかったのか?」


「嫌だ。俺もユーロビジョンを見る。ユーロビジョンは面白い。今日、どんな名曲が出るか楽しみだ」


「はぁ……。お前の国がユーロビジョンから追放されたなら、お前も一緒に道連れになって出て行けよ!!!」


「嫌だ。我が国が間違っているのであって、俺が間違っているわけではない。それに、俺は自分の国が好きだが、戦争を起こしたのは間違いだと思っている。だから、大統領府の前でデモをして追い出された。大統領が言っていたよ。国を代表する世界でも数少ないSS級ハンターの中で1位だから見逃してやるんだと。その代わり、紅茶をくれた。飲んでみたが、何というか、苦味があって美味かった。だが、飲んだ後に腹を壊した……」


「それ、毒じゃないですか……?ニコライさん???」


「毒だったか。道理で。心配するな、エドワード。俺はお前たちのような平凡な人間とは違う」


「とにかく、イスラエルがまた暴れるなら、俺がぶっ潰す。EBUごと」


「ダメだってば!!!ニコライさん!!!コンラートさん……!!!止めてくださいよ……!この会社で、辛うじて常識のある大人はコンラートさんしかいないじゃないですか……!」


「すみません……エドワード君……。もうあの方を直すことはできないと悟ってしまいました……」


「あぁもう……!!!!」


「お、始まるぞ」


「ちょ待てよ、クソッ、またあいつら(イスラエル)か?今度は紹介まで先にしやがって……。やりたい放題だな、全く!!!!待て!!観客の声がおかしいぞ?こいつら、またブーイングを歓声に変えやがったな!!!!」


「社長……。私たちがこういうことを言っているの、多分上の方々に聞かれますよ……」


「知るかよ。あいつらが聞こうが聞くまいが、どうせ俺を潰せねぇよ。潰せるならとっくに潰してる。ただ金を持ってるだけのザコどもだろ。そう思わねぇか、ニコライ?」


「デミアンの言う通りだ。俺たちが壊せばいい。あんな奴ら、ユダヤ人どもを放っておきはしない」


「危険です……!!!その発言、危険ですよ!!!!デミアンさん!!ニコライさん!!!全ユダヤ人を敵に回すつもりですか?」


「はぁ?違うわ、ボケ。俺が言ってんのはあくまでユダヤの上層部と、あそこで歌ってる芸人のユダヤ野郎どものことだ。おい、こいつどこまで俺たちを反ユダ主義者に仕立て上げようとしてやがる?」


「あまりにもひどいぞ、エドワード。お前をそんな奴だとは思わなかった」


「あんたたちの話を聞いてると、ただの反ユダ主義者にしか聞こえないんですよ……!!!」


「お前も、ユダヤ人を少し批判しただけで反ユダ主義者だと決めつけるクチか?お前は『批判』と『嫌悪』の区別もつかねぇのか?失望したぞ……」


「何言ってんだ……!!!!あんたたちが言ってることは全部『私はユダヤ嫌いです!!』って広告してるようなもんだったろ……!!!!」


「ガキシンクレア、お前みたいな奴がいるから最近のヨーロッパは窮屈になるんだ……。表現の自由まで塞がれたら、俺たちはどうすりゃいいんだよ」


(……話が通じない……)エドワードは心の中でそう思った。(あぁ……おじさんもエドワード、お前の気持ちに共感するよ!!デミアンとニコライ、あの二人の発言は、このナレーションがどんなに庇おうとしても庇いきれないレベルまで来てるからな。おじさんもどうやってこいつらをフォローすればいいか分かんねぇよ!!!)


「これだから男って……」と言い残し、ベアトリーチェは呆れたように事務所を出て行った。


「あぁ、クソ女が行ったか。あ、そうだ。ガキシンクレア、お前、寝る場所はあるのか?」


「いいえ……。先週、父に追い出されてから……ありません……」


「あ、そう?あの女も家ねぇんだよ」


「……で?(僕にどうしろって言うんだ……!)」


「お前ら、一緒に住め。お前らを助けてやる金もねぇし、余ってる家が一つあるから、そこで住めよ」


「は……はいぃいぃいい???????」


「聞こえなかったのか?一緒に住めってんだよ」


ニコライはまるでエドワードが可哀想だというような目で見つめ、「エドワード、頑張れ……」


「エドワード君~、ベアはちなみに繊細だから、気をつけてね~」


「シンクレア君……頑張って」


「デミアンさん……いくらなんでもひどすぎます……。男と女が同じ家に住むなんて……」


「あぁ心配すんな。めちゃくちゃ広いから。ただ、幽霊が出るぞ」


「え……???????????」


「幽霊だと……。幽霊は怖い……」


「ったく、そんなもんの何が怖いんだよ。ニコライ、お前なら全部叩き伏せられるだろ?それに、この世に幽霊がいると信じてるお前らがほんとレジェンドだよ。幽霊なんて存在しねぇ。全部人間が作り出したもんだ」


「……ひどいです……」


「お前も帰れ、もう」


「えっ???」


「帰れってんだ、コラ。もう閉める時間だ、12時だぞ……。あ、俺の家、めっちゃ遠いんだよ……。シンデレラ、白雪、お前らも帰れ。あ、そうだ、コンラートさんも……。それとお前、ニコライ。さっさとロシアに帰りやがれ、この野郎」


「帰れない。もう金を使い果たした」


「じゃあ歩いて帰れ、バカ。お前のスピードなら1秒もかからねぇだろ」


「ダメだ。ヨーロッパが壊れる」


「あ、そうだ。じゃあ明日帰れ。とりあえず事務所から出ろ」


「寝る場所がない。デミアン、お前の家で寝ていいか?」


「絶対ダメだ、ボケ!!!最近いい雰囲気なんだよ、第三者が来たらぶっ壊れるだろ!!!消えろ!!!!」


「では、路頭に迷えというのか?」


「いや、ガキシンクレアについて行け」


「え……????」


「エドワード、今日だけよろしく頼む」


「いっそ死にたい……」


「よし、じゃあお前ら出ろ。俺は閉める準備するから、全員出ろ。コンラートさん以外な」


「もう……先輩も~……」


「お気をつけてお帰りください……社長……」


「やっと行ったか……」


「社長……。エドワード君とベアトリーチェ様をくっつけるなんて……。本当に社長は想像の斜め上を行かれますね」


「何がだよ、コンラートさん。あいつら、本来なら婚約関係だったんだろ?」


「そうではありますが……。ウェスレック家の令嬢ベアトリーチェ様、シンクレア家の御曹司エドワード君。欧州五大名家の中でも交流が非常に活発な二家でしたから……。それを知っておられるなら、社長はやはり……あの方か」


「そうだ。コンラートさん、あのガキの親父と交流があったんだよ、先週な……。本当に息子バカというか何というか。息子が世界一級のテロリストの濡れ衣を着せられたって聞いて、すぐに心配だと、よろしく頼むと突然連絡してきやがって……。まぁ、金はいっぱい貰ったから引き受けたけど。まさか息子が当主になるための資質を得るのを手伝ってくれとか、新入りとしてねじ込んでくれとか、これ以上のコネ入社はねぇよ……。なのに、当の息子には自分で解決しろと言ってんだからな。ツンデレかよ」


「……では、エドワード君の依頼を受け入れたのも……」


「あぁ、親父さんからの頼みだよ。息子が訪ねてくるから受け入れてやってくれって。もちろん金も貰ったしな」


「やはり……」


「コンラートさん、面白くなりそうだろ?」


「社長は本当に……。世界がこんなに混乱している時にそんなことを……。もう少し現実を見てください。確かに、副首相の教育方針は特別ですね」


「全くだ。俺たちみたいな凡人には理解できねぇよ。素直に助けるって言えばいいのに、わざわざ他人に頼むなんてな」


「しかし、本当に『あれ』を彼らに渡してもよろしいのですか?」


「まぁ、あれをあいつらに渡さねぇと、戦い甲斐がねぇからな」


一方、エドワード。


「ニコライさん……お願いですから、服を着てください……」


「どうした、エドワード」


「さっきから道を歩くたびに、みんながニコライさんのことを見てるんですよ……!!!」


「何が問題だ?」


「問題だらけですよ……!!!!」


「これだからドイツ人はダメなんだ。ロシアではみんなこうして歩いている」(やはり常識を超越してる……!)


「あ、ここみたいですね……。でも、意外と豪華だ。まともだし」二人が到着した邸宅は、周囲の中でも際立って豪華で高級感に溢れていた。


「俺の家よりはボロいな、エドワード。ここは良くない」


「ニコライさんは、そりゃハンターの中でも最高のSS級1位ですから、金持ちだからそんなこと言えるんですよ……。普通の人が見れば感激するほどの家ですよ、ここは……」


「そうか。だが幽霊はいなそうだな」


「でも……暗証番号がありますね。確かデミアンさんが言ってたのは……090314。お、開いた。でも、誰かの誕生日みたいですね……。本当に単純だなぁ……」


「……俺も暗証番号は誕生日にしている」


「ここにも単純な人がいた……!!!」


「それにしても、本当に素敵ですね……」


「幽霊はいなそうだ」


「確かに……いなそうですね。でも何というか、女の子の家みたいです。女の子が使いそうな家ですよ、これ……」


「別に構わないだろう。男だろうが女だろうが、家は家だ」


「一体……ニコライさんは……」


「お、テレビがある。ユーロビジョンを見なければ」


「もう……!!!」


「寝室はここかな……?女の子の部屋じゃないか……。僕ら、またデミアンさんの策略にハマったのかも……」


「エドワード、不思議なものを見つけた。ゼリーみたいな、柔らかいものだ。本当に不思議だ」


「ニコライさん……!!!それ……それに触っちゃダメです……!!!」


「これは何だ。不思議だ。うむ……感触が変だ」


「それ、僕に貸してください……!!」


「嫌だ。これ、感触がいい」


「なんで貸してくれないんですか……!!!」


「エドワード、お前もこの感触を味わいたいんだろう。分かっている。悪いがこれは俺のものだ」


「お願いしますって……!!違うんです……!!ニコライさん、下手をすれば全世界の女性から社会的に抹殺されますよ……!!」


「なぜ抹殺だ?意味が分からない。エドワード、お前は今日初めて会ったが、デタラメばかり言う」


「お願いだから……!!!!」


「嫌だ。エドワード、これは俺のものだ」


「ああっ……!!何だ……この大きなクマのぬいぐるみは……。一体この家の主は何者なんだ……」


「エドワード、これを見ろ。キ○ィちゃんのぬいぐるみが山ほどある。マイメロ○やクロ○もあるぞ」


「一体何者なんだ……」


「じゃなくて……!!!早くそれ返してください……!!!」


「嫌だ。俺のものだ」


「いや、持ち主がいるんですよ……!!!」


「関係ない。他人のものは俺のもの。俺のものも俺のものだ」


「あんたはどこのガキ大将ですか……???????」


「嫌だと言っただろう」


「あ、ああっ……!これは……ここはどこの夢の国なんだ。全部サンリ○のキャラクターじゃないか……!!!これどうしよう、著作権に……著作権に……!!!!」


「あぁ……」


「エドワード、幽霊はいなそうだな」


ピッ・ピッ・ピッピッピ!


「ま、待ってください、ニコライさん……。(小声で)早く返してください……!持ち主が来ましたよ……!」


「嫌だ、エドワード」


「お願いですから……静かにしてください……!」


「静かに……!!」


「う……うう〜ん……」ある少女の声が聞こえてきた。


「やっと……帰ってきた……。デミアン・デモニクス……許さないから……。女のすべてを胸だけで判断する変態……死ねばいいのに……」


(こ、この声は……!?)


「でも……幸い、これを手に入れたわ……マイメロ○の限定版を手に入れたの……。あぁ……幸せ……」


「うぐぐ……」


「お願いしますよ……」


「今日は一緒に寝ようね、マイメロ○のフレンズたちと……」


そうだ!!ベアトリーチェが想像していたのは、可愛いぬいぐるみの友達であるはずだった。だが、そこには招待していない、服を脱ぎ捨てた変な男が自分の大切なものをいじり、それを必死に止めようとしている別の男がいたのである……!!!!


「ベアトリーチェ、誤解だ……!!!僕たちはデミアンさんの話を聞いて……」


「何が誤解よ……この痴漢どもがぁあああ!!!!!」


数時間後……。


「すみませんでした……」


「申し訳なか……いや、すみませんでした」


「それで……あのゴミが、ニコライさんとあんたをここに送ったって……?で、あんたはここに住むの……?」


「うん……」


「はぁ……。とりあえず分かったわ……」


「それで、俺たちはどこで寝ればいいんだ?」


「ベッドは一つよ。私が使うから、あんたたちはそこで寝て」


「まぁ、仕方ないですね……」


「ニコライさん、少し離れてください……」


「仕方ないだろう。ソファが狭いんだ」


「……はぁ」

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