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感情に正直になりすぎると大抵めんどくせーことになるから、お前ら自分の意見は墓場まで持っ

一方、事務所。


デミアンは相変わらずニコライとスマブラを楽しんでいた。


「社長……本当にいいんですか……あれを渡してしまっても……」


「まぁ構わねぇよ。あれくらい渡してやらねぇと、戦い甲斐がねぇだろ。あ、つーかこいつ、地味に腕上げたな……おいニコライ!!!チート使うなよ!!!この野郎……!!!」


「チートを使うのも実力だ、デミアン。お前も使えばいい」


「……お前から言ったんだからな」


デミアンはニコライの挑発を鼻で笑うと、神がかった指の動きを見せ始めた。デミアンのソ○ックは、ニコライのスネー○をヒットアンドアウェイで翻弄し続け、切り札を手にするや否や、一気にニコライのスネー○を叩き潰した。


「……反則は良くないぞ、デミアン」


「お前が先にやったんだろ、バカ野郎……!!!!」


「社長……。それが問題ではなくて、あれを強奪されたと知ったら、ベアトリーチェ様が黙っていないことも分かってますよね?」


「知るかよ、俺が社長だぞ。従業員なら社長の言うことに従え。それに、今あれを渡さなきゃ、あいつらまた来やがるだろ。だからくれてやったんだよ」


「……理屈は合っていますが……。本当に、社長らしいですね……」


「あぁ、それはいいとして……。そうだ!今日はユーロビジョンの日じゃねぇか!!!……でも、クソッ、今シーズンは本当につまんねぇな……!!全部あのイスラエ……」


「社長!!!!ダメです、あの国はダメです……!!!お願いですから、やめてください……!!!!!!!」


「何が問題なんだよ!あの国のせいでスペイン、アイルランド、オランダ、スロベニアがボイコット宣言して出ないって言ってるんだぞ。なんでヨーロッパでもねぇ国のせいで、ヨーロッパの本場が被害を受けなきゃならねぇんだよ!!!あぁもう!!!!俺たちの首相ときたら、赤い盾の勲章持ちの家系から裏金でも貰ってるのか!!?何がシールドだよ、全く!!いいか!!?ユーロビジョンはヨーロッパだけの祭りなんだよ……!!!!クソッ!!!」


「デミアンさん……落ち着いてください……。そう言いながら、結局見るんでしょう?」


「そうだよ、エドワードww~先輩、ああ見えて2年前からユーロビジョンは欠かさず見てるんだから~。あぁ、あの時イスラエルが高得点で、ヨストが落選した時は、うちの会社がぶっ壊れるかと思ったけど……~」


「なんで文句言いながら見てるかって?よく聞け、ガキシンクレア……。ちなみに俺は4歳の時からユーロビジョンを見てる14年目の大ファンだ。……ユーロビジョンは今やめちゃくちゃだが、本来はヨーロッパ人が競い合い、互いを成長させる素晴らしい対話の場なんだ。あの番組の中では別の国じゃない、一つのヨーロッパになれる出会いの場だったんだよ……。俺は音楽を見るためにテレビをつけたんだ、奴ら自身の『政治的正しさ』だのイメージアップだのを見るために選んだんじゃねぇんだよ!!!あぁ!!?会場に入る時もそうだ!!カバンの中身をガチガチに検問しやがって……!!!俺はステージを見に来たんだ、デモを見に来たのか???はぁ……。フェアリーテーXとかアーケーX……みたいな名曲は出ねぇし、あのユダヤ共が不正投票で票を独占しやがってよぉ!!!あぁ!!?俺はステージを楽しみたかったんだ、イスラエルの野次を聴きに来たんじゃねぇんだよ!!!!全く……」


「社長!!!!!お願いですから……。私たちのVIPの多くがユダヤ系の方々であることをお忘れですか?社長がその方々に失礼を働くたびに、後始末をしている私の身にもなってくださいよ」


「あぁ, もういい、コンラートさん。知るかよ。かかって来いってんだ、この際あの国を地図から消してやるからよ。あいつらが何をしようが知ったこっちゃねぇが、俺の大事なユーロビジョンを汚しやがって……!おい!!クソが!!!」


「お願いですから……!!!」


「デミアンの言う通りだ。あんまりだ、ユーロビジョン。我がロシアは戦争犯罪人だと言って追い出されたのに、同じように戦争をしているイスラエルをそのまま参加させるとは。我が国が間違っているのは確かだが、あいつらも俺たちのやってることと大差な……」


「ニコライさん!!!あなた、普段はそんな知的なこと言わないじゃないですか!!!いつもロシアと違ってドイツは暑いと愚痴ってる人が、急にそんなこと言わないでください!!!あなたたちの属しているハンター連合や、私たちの傭兵協会、全てユダヤ系の方々が実権を握っているのを知っているでしょう!?ええ!!?」


「この際、あの隠居じじい共を全員吹っ飛ばしてやろうか?なぁニコライ。考えてみたら、あいつらのせいでユーロビジョンがこんなザマになったんだろ?」


「デミアンの言う通りだ。あの爺さんたちには、少しお灸を据えてやらねばな」


「やめてください!!!!!もう本当にお願いですから……」


エドワードは感じた。やはりデミアン・デモニクスという男、タダ者ではないと……。


「ところで社長、私が調査した報告書はいつ読んでくださるのですか……」


「後で見るよ、コンラートさん。こいつをボコってからな」


「デミアン、悪いが勝つのは俺だ」


「黙れ、脳みそにゲームと酒と冷たいものしか詰まってねぇバカ野郎が」


「俺はバカ野郎ではない。ところで、バカ野郎とは何だ」


「バカ野郎だろ、お前は!!!!」


「とにかく、俺はユーロビジョンは見ない。EBUや俺たちの首相みたいな奴ら……、一度頭をカチ割られてからじゃないと目が覚めねぇんだな……。お前らもユーロビジョンを見るなよ。あいつらはヨーロッパ全体の視聴率が0%にでもならない限り、反省しねぇだろうからな……。全く……。3年くらいドイツが最下位で、ようやく12位になって光が見えてきたかと思えば、あの……あの余計な奴らがよぉ!!後ろ盾を引き連れて乗り込んできやがって!!!!」


「デミアンさん……これ以上おっしゃると、本当に大変なことになりそうです……」


「ったく……。あー、でも……なんで見たくなるんだよ……。ガキシンクレア……やはり見るのが正解か? いくらあいつらが暴れてても、名曲が出ないって決まったわけじゃねぇしな……. 実際、あいつらがクソみたいに荒らしてた時も、Europapaとか……Espresso Macchiato……Wasted Love……Bara bada bastuみたいに聴ける曲はいっぱい出たしな……。おいニコライ、このクソゲーはやめて、ユーロビジョンでも見ようぜ」


「な……んだと……. クソゲーではない、デミアン。スマブラが数十年の歴史を誇っているのを、お前は知っているのか?」


「知るかよ. デビルメイク○イの方がおもしれぇんだよ、バカ野郎」


(やっぱりデミアンさんは、まともじゃない……!!)


「おいシンデレラ、リモコン持ってこい. ユーロビジョン見るぞ」


「は……はいっ、社長……! こちらにあります」

「は……はいっ、社長……! こちらにあります」


ライムとコーティ、そしてマックスとグラウンドがデミアンに近づいてきた。 「おいデミアン、俺たちは帰るぞ? 仕事も終わったしな」


「あのロリコン野郎の言う通りだ、社長。俺たちはお暇させてもらうぜ」


「Meたちはもう行くよ」


「fweah~!」


「ああ、行けよ。てめぇらの国に帰りやがれ。その代わり、帰る前に俺が言った『ミュンヘン 2026シーズン限定版グッズ』は全部買い占めて俺に送れよ」


「俺たちはお前の奴隷か?」


「いくら社長でも、あんまりじゃないか、これは?」


「そうだ……MeたちもHumanだよ、Human……」


「Homicide!!! Homicide!!!!」


「あぁん? 何か不満でもあんのか、お前ら。社長がやれっつったらやるんだよ。どこに這い上がろうとしてやがる」


四人は仕方ないという表情で出て行った。


「社長、ワイらも帰ってええんか?」


ギュッ。


「それな。ワイらも退勤するわ(看板)」


「ああ、お前らも行け。どうせお前ら、いてもいなくても変わらねぇしな」


「めちゃくちゃひどいやんけ!」


ギュッ……。


「それな……(看板)」


「さて、邪魔者も消えたことだし……。ユーロビジョンでも見るとするか~!」


「先輩……私も帰っていいですか?」


「あぁ、ベアトリーチェ。お前もとっとと帰れ。いても邪魔なだけだ」


「……帰りたくなくなりました。先輩が私を邪魔だと言ったので、残ります」


「本当にクソ女だな、お前は……。それに比べてシンデレラを見ろ。容姿端麗で心も綺麗だろ。それに……ふむ、あっちの方も圧勝だな」


「社長……過分なお言葉です……」


「ちょっと、この痴漢……。まさか、今胸を見たでしょう」


「俺はどこも見てませんよ~だ。だが、セクハラで俺を訴えるなよ、ベアトリーチェ」


「通報しますけど?」


「マジでクソ女だな」


「自分だって痴漢のくせに……!」

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