雷侍のもう一人の娘真弓
(ナレーション):咲坂真弓。彼女は刑事であり、爆竜拳の総帥、雷宝神侍の娘である。数十年前、雷侍はある国王の娘と契りを交わし、真弓が生まれた。真弓は母親から、父親は有名な武道家だと聞かされ、いつか自分の生きている姿を見て欲しいと願っていた。しかし、雷侍は事故により異世界へと飛ばされてしまう。父の行方を追う真弓は、刑事として働きながら、2年もの間、手がかりを探し続けていた。そしてついに、真実へと繋がる伝説の神社を見つけ出す。
(場面:剣客武道派爆竜拳道場)
(真弓は、道場生たちに話を聞いている)
真弓: あの… 皆さんは、雷侍総帥のことを、どれくらいご存知ですか?
道場生A: 総帥ですか? そりゃあ、雲の上の人ですよ。滅多に道場には来られませんし。
道場生B: でも、たまにいらっしゃると、すごいオーラなんです。まるで、雷神様みたいで…
道場生C: 俺たちみたいな下っ端には、話しかけることすらできないっす。
真弓: 総帥は、どんな方でしたか?
道場生A: うーん… 強い、優しい、カリスマがある… そんな感じですかね。
道場生B: あと、女性にモテましたよね。いつも誰かが付きまとってた気がします。
道場生C: そうそう! 総帥に告白した女性、何人いたか覚えてないっすよ。
真弓: (意を決して) 実は… 私、総帥の娘なんです。
道場生A: ええええええええ!?
道場生B: マジっすか!?
道場生C: うそだろ!?
真弓: (少し照れながら) ホントなんです。母から聞きました。
道場生A: それで、総帥のことを聞きに来たんですか?
真弓: はい。父は、数年前に事故で亡くなったと聞きました。でも、事故の状況がどうもおかしくて…
(真弓は、道場を後にし、親館長の元へ向かう)
(場面:親館長の家)
(真弓は、親館長に話を聞いている)
真弓: 館長、実は… 雷侍総帥のことを調べているんです。
親館長: 総帥を? どうしてまた?
真弓: 実は、総帥は私の父親なんです。
親館長: な、なんだって!? そ、そんなこと… 全然知らなかった…
真弓: 母は、私が生まれる前に亡くなりました。母から、父親は有名な武道家だと聞かされていました。それが雷侍総帥だと知ったのは、つい最近のことなんです。
親館長: そうだったのか…
真弓: 総帥は、数年前に事故で亡くなったと聞きました。でも、事故の状況がどうもおかしくて…
親館長: それで、私に話を聞きに来たのか?
親館長: うむ… 総帥は、天才的な武道家だった。誰よりも強く、誰よりも優しかった。 そして、誰よりも女性にモテた…
真弓: (苦笑い) それは、道場生の方々からも聞きました。
親館長: 事故のことは、何かご存知ですか?
真弓: 事故… ああ、あれは本当に不幸な出来事だった。総帥は、突然姿を消してしまったんだ。
真弓: 何か、手がかりになることはありませんか?
親館長: うーん… そうだな。総帥は、昔から神社のことをよく調べていたな。特に、神隠しに関する伝説に興味を持っていたようだ。
真弓: 神社… 神隠し…
親館長: なぜ神社なのか、私にも分からん。だが、総帥が神隠しについて調べていたのは事実だ。
真弓: ありがとうございます、館長。
(真弓は、親館長の家を後にする)
(場面:剣客武道派爆竜拳道場)
(真弓は道場の奥にある祭壇の前で、静かに手を合わせている)
真弓: お父さん… 雷侍総帥… 貴方に恋焦がれて、貴方に娘が会いに行きます。必ずあちらの世界でも無事でいてください。母はもうこの世にいないけど? 貴方の忘れ形見はここにいますよ! 母に残された命と聞かされた時に始めて貴方が私の父親だともう一度だけ会いたいと言って旅だってしまいました。 私の願いと母の願いをどうか神様聞き届けてくださいませ。
(真弓は、涙を拭い、決意を新たにする)
(場面:伝説の神社)
(真弓は神社の鳥居をくぐり、奥へと進んでいく)
真弓: (心の中で) お父さん、必ず見つけてみせる。
(ナレーション):果たして真弓は、雷侍と再会できるのだろうか? そして、雷侍、柊、真弓、それぞれの運命は、どのように交錯していくのだろうか? 物語は、クライマックスに向けて加速して行くのでしょうか?
冒頭のナレーションで真弓さんの背景を説明することで、その後の道場でのシーンがよりドラマチックに、感情豊かに描かれるようになりました。
真弓さんの想いが、雷侍さんに届くことを願っています!
物語の続きはどの様に描かれて行くのでしょうか?




