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武道家老人と魔王の娘との不思議な物語  作者: 蘭陵王


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2/7

初冒険譚の始まり

意気揚々と初冒険者の仕事をしようと、娘の歩里あゆりはパパに言われた任務を

こなそうとしていた。

そこにドラゴンが現れる。

場面:山源山の近く


(一行は山源山の近くに到着し、歩里は魔法で建物を建てようとしている)


歩里: さて、皆様の食事を作る建物と、お風呂を作るわよ! パパから与えられた任務、しっかりこなすんだから!


(歩里が魔法で建物を建て始めると、ジョアンヌが歩里に近づいてくる)


ジョアンヌ: ねえ、歩里ちゃん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど。


歩里: 何ですか、ジョアンヌねぇ~様?


ジョアンヌ: パパの好みとか、好きな女性のタイプとか、何か知ってることないかしら?


歩里: えーと… パパはデカいものが兎に角好きでーす。


ジョアンヌ: デカいもの…?


(ジョアンヌが首を傾げていると、歩里は魔法で建物とお風呂を作り終える)


歩里: はい、完成!


(歩里はジョアンヌを無視して、建物の中に入っていく)


ジョアンヌ: (ボソッと) デカいもの…一体何のことかしら?


(その後、シャーシャー、マヤ、ボヤーナが代わる代わる歩里に近づき、雷侍の好みについて尋ねてくる)


歩里: (うんざりしながら) もう、皆様、しつこいですよ! パパはデカいものが好きなんでーす!


(歩里は我慢できなくなり、ジョアンヌたちを魔法で凍り付けにしてしまう)


歩里: ふう、これで静かになったわ。


(歩里は夕食の準備に取り掛かる。晩御飯が出来上がると、雷侍を呼びに行く)


歩里: パパ、晩御飯できたよ! 先に食べてて! 私はお風呂に入ってくるから!


雷侍らいじ: ああ、分かった。ありがとうな、歩里あゆり


(歩里は雷侍に夕食を任せ、お風呂へ向かう。お風呂に入りながら、ジョアンヌたちを溶かす方法を考えている)


歩里: うーん、なかなか解けないわね。私の魔力が強すぎるのかしら?


(歩里は閃き、お風呂から飛び出す)


歩里: そうだ! 山の火山の近くまで行けば、解けるかもしれない!


(歩里は凍り付いたジョアンヌたちを抱え、山の火山の近くまで飛んでいく)


歩里: さあ、これで溶けるはず…


(歩里がジョアンヌたちを火山の近くに置くと、突然、ドラゴンの咆哮が響き渡る)


歩里: え? 何?


(歩里の前に、3体のドラゴンが現れる。さらに、ドラゴンニュートの暁美も姿を現す)


暁美: よくも私の縄張りを荒らしてくれたな!


歩里: ひええ! パパ助けてー!


(歩里の悲鳴を聞きつけた雷侍が、一瞬にしてドラゴン3体を倒す。そして、暁美に迫る)


雷侍: 歩里?一体何があったんだ?


暁美: (雷侍を見つめて) あなた… 私を倒したのね。


雷侍: ああ、そうだが。


暁美: ならば… あなたは、私のつがいよ!


歩里: はーん? また、私のパパを横取りしやがる相手が増えやがった!


さてさて、パパさんの恋の行方と娘のファザコンぶりに取り巻くみんなはどの様にパパにアプローチするのでしょうね?


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