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序.最悪な質問

 さすがにフィクションです。

 世のなかに、くだらない質問なんてものは、たくさんあるとおもうんだけど。


 ほんとに最悪な質問だとおもうものが、わたしにはひとつある。

 最悪な質問はときに最悪なこたえをよび。ついには最悪な結末をつれてくるもの。


 ねえ、やめて。


 わたしにそんな質問はしないで。


 ちゃんと考えたうえで、そんな質問してるの?


 どんなこたえが、かえってきて。


 そのこたえによっては、どんな結末につながりかねないか。


 考えてみたことあるの?


 わたしもそうとうのばかだから。くだらない質問をしてしまうことも、しばしば。


 でも。


 わたしはまちがってもそんな質問はしない。


 どんなこたえがかえってこれば、どんな結末につながってしまうのか。

 ほかのひとより、ほんのちょっと、それを知っているから。



 わたしがどんなにばかでも。


 そんな質問だけはしないんだ。

 質問するときは慎重に。

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