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雨が降ったら「雨が降った」と

やめたやめた!もう、「二階の窓から」なんて、病院の中側から愚痴めいたエッセイを書くのは!



ということで、話はそのままに、題名を変えて何でもエッセイにしようかと。そう思って、あれこれ悩んでみたものの、「壁に耳あり、正直メアリー」とか、「嘘か誠か」とか、なんか面白みのない題名しか浮かんでこなかったので、まあいいや、いつも自分の文章に対して思う気持ちを題名にしてみました。



雨が降ったら「雨が降った」とお書きなさい



といったのはチェーホフだったとか。あ、読んでないからわからないんですけどね。でも、小林秀雄が言ってたなと思いだして、ホントそうだよなと思う。




いつもシンプルな文章で、長ったらしくならないように、虚勢を張らない文章を書きたいと思うものの、内容の薄い文章を何とか言葉の言い回しを変えたりして、少しでも面白く書こう書こうとして、つまらない文章を書いてしまう。




ホント、パッと頭に浮かんだアイデアをスラスラ―ッと文章にしてみたら、あら、なんて素敵なお話!なんてことがたまに起こってしまうからいけない。そういうお話を書いた後、こりゃ俺は面白い文章を書ける人間だ!なんて思い違いをしてもう一本書いてみて、辻褄合わなかったり、書いてる途中で面白くない事に気が付いたり。



ほんと、面白い文章って難しいですねぇ。



でも、以前、ちょっと書いてみようと思って詩を作ってみたら、これがちょっと面白かったんです。小さな紙に書くと書きやすいんですよね。大きな紙だと、広いから余計なことまで書いてしまう。で、小さなメモ用紙に書いてみると、直ぐに文字で一杯になるから、短い文章になる。



そして、書いてみて、ぼんやり全体を見ていると、「あ、ここいらない」とか、「あ、ここ漢字にした方が間延びしない」とか見えてきて、どんどん短い文章になりやすい。だから、小説やエッセイも、書き散らすのもいいけれど、「1500文字以内」とか決めて書くと、もっともっと研ぎ澄まされた、張りぼての意味のない言葉を削っていく事が出来るような気がします。



でも、「雨が降っている」って、なかなかかけまへん。



僕だったらね、「梅雨の訪れる音が、窓の外から聞こえてくる。」とか書いてしまいそう。



はぁ、あとから読むと、「馬鹿じゃねえの!このスカシ野郎!」ってな感じに見えてきますよね…。書いてるときはちょっといっちゃってる時があるけど、しばらくたって、冷静なまなこで読むと本当に穴掘って自分から入るので土掛けてもらえます?って気になってしまう。で、読む人っていうのは、みんな冷静なまなこで読むから余計にしらけちゃうってわかっているのにねぇ。



ずっといっちゃってるスタイルで書き続けられれば、それも持ち味になるのでしょうが、やっぱり大体の人は小心者だから、こっそり訂正したり、こっそり消去したり、こっそり非公開にしてみたりするのかなと。



なんて書くことが無いからつらつらと、今思ったことを書いてみましたが、もっとシンプルで、もっとスッと心に響く文章が書けるようになりたいなと思った今夜でした。

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― 新着の感想 ―
ふぅむ。余計な表現は削らないと伝わり難くなりますけど、伝わらないよりはマシかなと思います。 「梅雨空の下で外出。帰宅してすぐに着替えるくらいに服は湿っていた」 とか 「篠突く雨の中」 ですかね。
[良い点] あれ。 私は「外は雨」くらいしか書けない笑 情景を書くのが苦手です笑 文章は難しいですね。
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