表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/28

星牙号の決戦



~永遠の絆が闇を砕く時~


第1章 終焉の宙域へ


永遠の命と力を分かち合った朝から数日。ヒカリとリオの間には、言葉にできないほど強い精神的な絆が流れていました。

彼の瞳にも微かな星紋が宿り、傷ついても瞬く間に癒え、疲れを知らない若々しさが体中にみなぎっています。


「ゼルガイアの本拠地が判明しました」航法士ゼロの声が艦橋に響きます。

目的地は銀河の中心、《虚無の要塞ドゥームゲート》。星の光すら吸い込む暗黒宙域に浮かぶ、禁忌の要塞です。


ヒカリはいつものようにセラに肢体を覆われ、凛と前を見据えます。隣に立つリオも、彼女と同じく星の輝きをまとっていました。

「行きましょう。全ての決着をつける時が来たわ」

「ああ。2人なら、どんな闇も恐れるものはない」


双子のアルト・エルナ、小竜ルーク・リリア、ガード、そしてガル船長をはじめ星牙号クルー全員も、総力を挙げて出撃準備を整えます。


第2章 要塞の罠と圧倒的な闇


虚無の宙域に到着した瞬間、空間全体が重く歪みました。

要塞から無数の戦闘機と巨大砲門が姿を現し、通信回線にゼルガイアの嘲笑が響き渡ります。


「よく来たな! 永遠の器たちよ!」

要塞の全面ホログラムに映し出された総帥の姿は、以前よりさらに異様でした。自らも不完全な星核抽出装置を移植し、周囲のエネルギーを強制吸い上げて肥大化しています。

「私こそが完全な不老不死を手に入れる! お前たちの力も絆も、全ては私の永遠の糧となるのだ!」


砲火が一斉に放たれ、星牙号を包み込もうとします。

「シールド全開! 迎撃開始!」ガルの号令で戦いが幕を開けました。

ガードが最強形態で敵陣へ斬り込み、リアの狙撃が次々と砲台を破壊。アルトとエルナは小竜と共に空間の歪みを制御し、仲間たちを危機から守ります。


だが要塞の中央から放たれた超重力波が、星牙号の動きを封じました。「さあ、私のもとへ!」ゼルガイアの力が2人を要塞内部へと引きずり込みます。


第3章 聖なる共鳴


要塞最深部、星核エネルギーが渦巻く玉座の間。

ゼルガイアは自ら禁忌の力を解放し、漆黒のエネルギー体へと変貌しました。

「捕らえたぞ! これでお前たちの星核も完全に吸収し――!」


「そうはさせない!」

ヒカリとリオは同時に前に踏み出します。

セラが天高く舞い上がり黄金の炎をまとい、2人の体からは二重の星紋が輝き出しました。

「私たちの力は奪うものではない! 分かち合い、守るためにあるのだ!」


2人は手を取り合い、心と命を完全に共鳴させます。

ヒカリの原初の光と、リオに宿った永遠の輝きが一つに溶け合い――宇宙創世の純粋な光の柱となってゼルガイアに襲いかかりました!


《行くわ、皆!》

家族全員、仲間たちの想いも光に加わり、歪んだ重力も闇のエネルギーも次々と浄化されていきます。


第4章 決着、そして永遠の航海


「な…なんだこの力は…私こそが永遠に…!!」

自らの欲望で歪みきったゼルガイアの闇は、純粋な星の光には抗えませんでした。

彼の野望も不完全な装置も、光の中に消滅し――要塞全体が静かに浄化されていきます。


決着がつき、暗黒宙域にも本来の星の輝きが戻りました。

ヒカリはリオの腕の中に抱かれ、彼は愛おしそうに囁きます。

「勝った…これでもう、誰にも邪魔されない」

「ええ…この絆さえあれば、どんな未来も怖くないわ」


セラが優しく2人を包み、駆け寄ってきた双子や仲間たちの歓声が宇宙に響き渡ります。


こうして全ての陰謀は終わりを告げました。

星牙号は再び星の海へと漕ぎ出します――永遠の時を共に生きる夫婦と、家族、仲間たちと共に、終わりなき自由の航海を続けるために。



この宇宙に、彼らの伝説はいつまでも語り継がれていくことでしょう…



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ