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俺の存在証明  作者:
始まり
4/10

Surrender

朝の来る白んだ空に

煙草の紫煙が一筋

俺はと言えば徹夜して

隈が出来た疲れた顔


夢の向こうにあったのは

希望でも未来でもなくて

空っぽな過去だけだった

それでも生きる俺は何


君が走ってきたからと

俺も走ってきたのにさ


Running 君に追いつけるように

Shining 君が輝けるように

Defending 君を守れるように

Surrender 俺を捨てた君へ



虚しいと言う言葉だけで

片付けるには大きすぎる

悲しいという言葉だけで

片付けるには大きすぎる


夢の向こうにあったのは

君の望んだ世界ではなくて

苦しみに満ちた世界だった

それでも生きる俺は何


君が走ってきたからと

俺も走ってきたのにさ


Running 君に追いつけるように

Shining 君が輝けるように

Defending 君を守れるように

Surrender 俺を捨てた君へ



握った拳で割った硝子

滲んだ血に生きていると安堵

荒んだ心に響く君の泣き声

もがいた先の守りたかった笑顔


君が走ってきたからと

俺も走ってきたのにさ


Running 君に追いつけるように

Shining 君が輝けるように

Defending 君を守れるように

Surrender 俺を捨てた君へ

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