表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

第2話

俺はいちど、家にかえり、ジャージに着替えてから、お隣にむかう。


が、チャイムを鳴らす前に俺を見て、


「またジャージ?運動得意じゃないくせに」


「丈夫だから、仕方ないだろ?伸縮性も抜群だから、いまでも着れる」


「背はのびてるのに?」


「のびたかな?」


「だって前は私よりチビだったのが、いまは10センチくらい上だよね?あっ、もしかして、シークレットシューズとか?」


「俺にシークレットあると思うか?」


そもそも、わりとお隣との夕食会という仮面飲み会があるぞ?


当然、一人っ子同士、子供は子供であそんでる。


いまさら、幼馴染の、目の前にいるやつの部屋に、行くなんて、慣れている。


ただ性別が違うだけだし?


だから、当然、迷いも考えることなく、俺は大人の玄関で靴を脱ぐ。


そもそも靴脱ぐから、バレるだろ?


それとも時代はシークレット靴下か?


地下足袋化してんのかなあ?


俺は平均より上だから、気にしないですんだんだよなあ。


まあ、目の前にいるコイツより、デカくなりたい!は、思ってたな?


「さあ?学校でのあなたを、私は知らないし?」


「そういえば、俺も学校でのお前を知らないよな?」


「お互いシークレットだらけということね?」


腕を組み俺を見上げてくるが、たしかに、様になるけど。


少し猫目にまなじりがつりあがってるが、まあ、見慣れたたしかに美少女だ。


ようは、


ー腕を組んでる姿が様になる。


そして、やっぱり、


ーでめちゃんが可愛い。


目のデカさは同じかなあ?


俺が同じように腕を組み首を傾げて、見下ろしたら、


「…なんか不愉快だから、腕をくんで見下ろさないで」


って、自分から腕をほどいて、俺を見上げて首を傾げるから、


「はい」


素直に腕を解く俺がいる。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ