表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

今のところただのキャンプ

今のところただのキャンプ

あれからしばらく経過した。俺はエルフの村へ行くことにした。どちらもたどり着くにはかなりの時間を要しそうだ。

今はあれから4780キロ歩いている。だが目標までの距離とは程遠い。異世界に来た時の時間は14時00(ヒトヨンマルマル)だ。

今の時間は23時50(フタサンゴーマル)流石に疲れた。今日は野営することにした。

天幕を貼り近くにある石を持ってきて丸く囲い丈夫そうな木を重ね合って屋根風にして凧糸で縛り飯盒のフック掛けを掛けて強度のテストをするしばらくしても落ちない雰囲気なので飯盒をとり近くに湧水らしき物があったのでそこから水を飯盒に入れ火にかける。一応飲み水らしく日本のどの天然水より美味い気がする。

防弾チョッキを天幕の中へ入れ背嚢から元々被っていた迷彩帽を被る。ちなみにだがちゃんと中央には桜のマークがある。

飯の支度の準備をする。背嚢から飯缶とおかず缶を取り出してブクブク煮立たせる。背嚢には温め用と書かれたシールが付いた平べったくも間に合うサイズの調理器具があった。

温める準備を済ませて温める。マッチをヤスリに滑らせ着火する。マッチごと火に放り込みそのまま放置。ブクブクと煮立ってきたところに缶を温めている水に味噌を溶かし入れ、スティクタイプの出汁パックを入れそのまま煮る。数分が経過して缶がブツブツと泡が立ってきて咄嗟に布を取り出して水滴を拭く缶切りで缶を切り蓋を開けて食べる。今日はウインナーととり飯にした。

味噌汁をスプーンで掬って口に入れる。味噌の濃い味と出汁の奥深さが疲れた体を癒す。彼女 (正確には男だが)微かに微笑みを浮かばせる

シオン「やっぱ日本人は味噌汁に限る。」

満足した紫苑は先程見つけたブラックテープを64式小銃に巻き付ける。

そして64式小銃のセレクターを単発から安全にしてある。神様特典で64式にはかなりの耐水、耐腐、耐熱、耐久性の向上が図られている。つまりよっぽどのことがない限りぶっ壊れないと言う仕上がりになっている。これでも文句ある64アンチキッズはかかってこい(くんな)状態である。64式銃剣は38式の様な日本刀型の様な刃渡りになっている。

時刻は24時00(フタヨンマルマル)もう寝なければなぁ、、。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ