ちくわ ~なぜか唐突に思い浮かぶ単語~
ちくわ。
言葉に困ると、何故かあまたに思い浮かぶ。
最初に書いたエッセイ「エッセイを書くといいらしい~ブクマ欲しさに書いた駄文~」でも、キーワードに困って「ちくわ」と入れた。
どうしてなのか分からない。
ただ何となく、頭に浮かんだ。
エッセイのネタに困ると、必ずこの言葉が思い浮かぶ。
「ちくわ」と浮かんだ後に必ず「ちくわぶ」と続く。
どちらも好きな食材だが、心の底から好きというわけでもない。
なぜ、こんなエッセイを書いているのか。
それはひとえに「ちくわ」の呪縛から逃れたいから。
とりあえず頭に思い浮かんでしまうこの単語を、他のおでんの具材よろしく、一般的なありふれたワードの一つにしてしまいたい。
ネタに困った時や、何か書かないといけない時に、この単語が思い浮かぶのを止めさせたいのだ。
このまま放っておいたら、パスワードを思い出すための秘密の単語に「ちくわ」を用いてしまうかもしれない。
気づいたら大切な合言葉が全て「ちくわ」。
ペットの名前を質問されても、好きな花の名前を聞かれても、想い出の場所を尋ねられても、全部「ちくわ」と答えなければならない。
セキュリティの観点からしても、早々にこの病を克服する必要がある。
そもそも何故「ちくわ」なのか。
多分だけど、あのコピペが原因だと思う。
詳しく知りたい人は「ちくわ大明神」でググって欲しい。
唐突に現れた謎のCさんのせいで、たらこの脳内には「ちくわ」が住み着いてしまった。
コピペの製作者よ、怒らないから名乗り出て下さい。
いったいどうしてくれるんですか?
ちくわ。
それはありふれた食材。
中にチーズを入れるとめっちゃおいしい。
キュウリも悪くない。
チーズは冷凍すると入れやすくなる。
ちょうどいい大きさに切って、凍らせるのだ。
そうすると簡単に入るぞ!
ふはははははは!
是非とも試してほしい。
これくらい書けばもう大丈夫かな?
エッセイのネタにまとめたので、唐突に脳内に思い浮かんでこないでください「ちくわ」さま。
ぼんやりと宙を仰ぎ見ている時に、あなたが思い浮かぶとおでんのことを考えてしまいます。
おでんのネタはすでにやったので、勘弁して下さい。
どうか……どうかお許しを!
ううん……良い落ちが思いつかないな。
どうしよう。
ええっと……。
ちっ……ちくわぶ。