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2305/2313

2305話 しんぷる・いず・べすと?

 【Raid Battle!】


 【包丁戦士】


 【包丁を冠する君主】

 【深淵域の管理者】

 【『sin』暴食大罪を司る悪魔】


【メイン】ー【深淵天子】【深淵使徒】【プレイヤー】【会者定離】

【サブ1】ー【次元天子】【ボーダー(妖怪)】【上位権限】

【サブ2】ー【暴食大罪魔】【デザイア】



 【聖獣を担うが故に】


 【深淵へ誘い】


 【聖邪の境界を流転させる】


 【責務放棄により】


 【境界を見守り】


 【管理することを強いられる】


 【会うは別れの始め】


 【合わせ物は離れ物】


 【産声は死の始まり】


 【この世の栄誉は去ってゆく】


 【故に永遠なるものなど存在しない】


 【瞳に宿る狂気に溺れたままいられることを祈るのみ】


 【ああ……この世は無情である】




 【ワールドアナウンス】


 【【包丁戦士】がレイドボスとして顕現しました】


 【レイドバトルを開始します】



 はい、今日も元気にログイン!

 昨日はガーデンバトルの戦場の下見に行ってみたら【夢魔たこす】がいたな。

 これまでアンカー次元……というより【夢魔たこす】とまともに組んだことが無かったのでかなり苦労しそうなんだが、戦力的に不安があるわけじゃないから何とかして戦いとして成立はさせられる……気がする!





 というわけでやって来ました草原エリア!

 ここからガーデンバトルの戦場に入っていくと再び【夢魔たこす】が待ち構えていた。



 「待ってたのだ!

 たこすちゃんがサイキョーな戦場のアイデアを持ってきたのだよ!」



 えっ、【夢魔たこす】が!?

 こいつに戦術の才能なんてあったのか!?

 俺が驚愕していると自信満々に胸を張って語りはじめた。



 「戦場を全部海にするのだ!

 これでたこすちゃんがサイキョーな状態で戦えるのだよ!」



 ……そういうことか。

 それなら確かに【夢魔たこす】でも思いつくよな。

 シンプルだから考えることも少ないし。


 だが、【夢魔たこす】を主力に置いて戦うなら悪くない話だよな。 

 何なら前の防衛戦の時も【検証班長】は俺を有利にするためっていう前提で新緑都市アネイブルの構造を丸パクリした戦場を組み上げたわけだし。

 単純・シンプルな思考が複雑な思考を上回ることがあるのも過去に何度も証明されているし【夢魔たこす】のアイデアは一行の余地があるだろう。


 この辺りのメリットは戦術家に聞かないと分からないし、持ち帰りになるけどな……



 「そういえば、包丁次元からは強いプレイヤーは参加できるのだ?」



 いや、知らないが?

 俺以外誰が参加するのかすら知らないぞ!



 「【包丁戦士】、人望が無さすぎるのだ……

 たこすちゃんは誰かに聞かなくてもみんなから教えてもらえてるのだよ!?」



 そこは、まぁ……

 愛されキャラか嫌われキャラかによっての違いだろう。

 俺は包丁次元でほとんどのプレイヤーに嫌われているから、わざわざ俺に教えようというやつはいないんだ。

 何なら同じ戦場にいても指示を聞かない連中が出てくるくらいには人望がないのを自覚しているぞ!


  

 「そこを自信満々に言える人ははじめて見たのだ!?

 めちゃくちゃなのだよ!?」



 俺みたいなプレイヤーがそこら中にいたら逆に困るんだが……

 俺みたいなプレイヤーがMVPプレイヤーとして君臨しているからこそ、他のプレイヤーキラーが包丁次元でそこまで台頭してきていないっていう考えもあるし必要悪としての役割を果たしていると思ってもらいたいものだな!



 「物は言いようなのだ……」



 だが、お前だって破天荒な部類じゃないか?

 人気はあるかもしれないが、周りをかなり振り回している印象だったんだが?



 「たこすちゃんが世界の中心なのだ!

 あとはみんなが自然とついてくるのだよ~!

 人も運も連れて歩くのだ!」 



 いや、人は分かるが運を連れて歩くってどういうことだよ……

 俺も悪運を連れ歩いていると言われたらそう思うくらいには変な形で恵まれているが、自分で断言できるほど運がいいとは思ってないからな……



 「でも、人と運が良くても戦いには負けちゃうのだ……

 たこすちゃんに足りないものは何なのだ?」



 おっ、急にしおらしい質問になったな……?

 たしかにお前は他のMVPプレイヤーにない素質を持っているが、素質が高すぎるからこそなのか他の技能が足りてないんだと思う。

 それこそ【牛乳パフェ】や【綺羅星天奈(きらぼしあまな)】みたいな知能なのか、【ランゼルート】や【師匠】、【マキ】みたいな唯一無二の絶対的力なのかだな。

 


 「【マキ】ちゃんってそんなに強かったのだ……?

 MVPプレイヤーだと他にも強いプレイヤーはいっぱいいるのだ」



 ……あぁそうか。

 お前は【マキ】の奥の手を知らないんだな。

 本気を出した【マキ】は一時的だが【ランゼルート】と渡り合える力を手に入れたんだ。

 それくらいの武器があればさらに勝ちが近づくと思うぞ!



 「凄いのだ!

 たこすちゃんも頑張らないとなのだ!」







 劣化天子も頑張りなさい。

 力の種類は増えても上限があまり上がっていませんよ。


 【Bottom Down-Online The Abyss Now loading……】

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