表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2298/2309

2298話 絶深海溝の異旧外主との初戦

 【Raid Battle!】


 【包丁戦士】


 【包丁を冠する君主】

 【深淵域の管理者】

 【『sin』暴食大罪を司る悪魔】


【メイン】ー【深淵天子】【深淵使徒】【プレイヤー】【会者定離】

【サブ1】ー【次元天子】【ボーダー(妖怪)】【上位権限】

【サブ2】ー【暴食大罪魔】【デザイア】



 【聖獣を担うが故に】


 【深淵へ誘い】


 【聖邪の境界を流転させる】


 【責務放棄により】


 【境界を見守り】


 【管理することを強いられる】


 【会うは別れの始め】


 【合わせ物は離れ物】


 【産声は死の始まり】


 【この世の栄誉は去ってゆく】


 【故に永遠なるものなど存在しない】


 【瞳に宿る狂気に溺れたままいられることを祈るのみ】


 【ああ……この世は無情である】




 【ワールドアナウンス】


 【【包丁戦士】がレイドボスとして顕現しました】


 【レイドバトルを開始します】



 はい、今日も元気にログイン!

 昨日は【海図航海士】に海エリアでの【カニタマ】攻略について聞いていたな。

 船を沈没させる攻撃をしてくるということでその対策で難儀していたようだった。

 一旦は俺の魔海城船アンサンセを貸し出すことと、【ハリネズミ】メンバーたちを貸し出すことで何とかならないか試してみてもらうことにしたぞ!


 恩は売れるときに売っておこうってわけだな!

 





 

 というわけでやってきました海エリア……俺たちは【カニタマ】と相対していた。



 【Raid Battle!】


 【絶深海溝の異旧外主】


 【???】


 【???】【上位権限】【???】



 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【参じるのは無数の海溝異形】


 【肆意(しい)にふるまうのは旧外主】


 【伍するのは海溝の盟友】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【拾得するのは漏れ出た海溝の残滓】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【閏うことで海溝との繋がりは担保され、盟友の帰還を待つ】


 【レイドバトルを開始します】




 俺の目の前に現れたのは巨大なカニのような見た目のレイドボスだった。

 だが、前に見た【カニタマ】のカニ形態は半分青色半分赤色で氷属性と炎属性を兼ね備えたようなやつだった。

 それに対して今目の前にいるカニは全身が黒緑色で苔に覆われたかのような感じになっており、さらには背後から黒緑色の触手(?)のようなものが何本も生えてきていて蠢いていた。



 レイドアナウンスの宿業部分が前に会ったときよりも解放されているな。

 やはりレイドボスの【カンバー=オクトパダ】を倒した影響だろうか?



 「当方の海域に性懲りもなく再び立ち入るか!

 何度来ようとも海の藻屑にするまでよ」



 【カニタマ】はそう言いながら配下のキモイザリガニエネミー軍団を差し向けつつ、さらに俺たちの方へ触手を伸ばしてきた!

 この感じ、前に【カンバー=オクトパダ】に挑んだのと似ているな?

 触手攻撃と蛸足による攻撃は軌道が近いし。



 「油断は禁物。

 あの触手は触れたプレイヤーの部位を黒い粒子に変えて、死に戻りするまでどんな方法でも回復させられない。

 【月杖錬金術師】お手製のポーションでも不可能」



 高い品質のポーションを作れる【月杖錬金術師】のものでもダメか……

 多分ジョブがクレリックのプレイヤーによる回復スキルの【花上楼閣】や、俺のabilityや【暴食】でのドレイン効果でも回復出来ないんだろう。

 


 「温い、温い、温い、温い!

 当方に挑むこと自体正気とは思えぬが、この程度の準備と戦力で何度来ようとも無意味であることを理解出来ぬのか?

 底辺種族を経由する外部プレイヤーというのはそれほど愚かであったか」



 くっ、こっちが全く歯が立たないからって好き勝手言いやがって……

 確かに俺の包丁は触手へ斬撃を繰り出せているが、足場の悪さや周りの混乱に巻き込まれてスキルを発動させる余裕が一切ない。

 

 こりゃ確かに【カニタマ】も余裕を見せられるわけだなぁ……



 「……船はこれまでと比べ物にならぬほど深海の加護を得た強化をされておるか。

 無策ではないようだが、沈没を避けられた程度で当方に勝てるとでも思うたか?」



 ぐうの音も出ないほどの正論だ……

 【海図航海士】には悪いが俺もこの戦場に参戦してみて同じ感想を抱いたからな。

 

 そうしてボロボロの戦線で戦いながら、結局はじり貧で敗北することになってしまった……

 まぁ、こうなるよな……





 【上位権限】レイドボスを倒そうとするならば、相応の準備をせよ。

 最低限の礼儀も弁えぬプレイヤーは戦うにも値せぬわ……


 【Bottom Down-Online The Abyss Now loading……】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
カニタマ……天真爛漫なみんなの総座長を取り戻さなきゃ…… でも結構格好いいんだよ変異カニタマ…… そういえば属性変わったから多分冠の氷関連怯みが効かないんだろうな……まあ弱点になってる可能性は無きにし…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ