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2289/2322

2289話 モブプレイヤーのチーム体験

 【Raid Battle!】


 【包丁戦士】


 【包丁を冠する君主】

 【深淵域の管理者】

 【『sin』暴食大罪を司る悪魔】


【メイン】ー【深淵天子】【深淵使徒】【プレイヤー】【会者定離】

【サブ1】ー【次元天子】【ボーダー(妖怪)】【上位権限】

【サブ2】ー【暴食大罪魔】【デザイア】



 【聖獣を担うが故に】


 【深淵へ誘い】


 【聖邪の境界を流転させる】


 【責務放棄により】


 【境界を見守り】


 【管理することを強いられる】


 【会うは別れの始め】


 【合わせ物は離れ物】


 【産声は死の始まり】


 【この世の栄誉は去ってゆく】


 【故に永遠なるものなど存在しない】


 【瞳に宿る狂気に溺れたままいられることを祈るのみ】


 【ああ……この世は無情である】




 【ワールドアナウンス】


 【【包丁戦士】がレイドボスとして顕現しました】


 【レイドバトルを開始します】



 はい、今日も元気にログイン!

 昨日は【検証班長】&【ペグ忍者】と世界剣獣【マヒク】攻略に向けた作戦会議をしていたな。

 結局メンバーを追加するという案は却下されて、これまでと同じで俺と【ペグ忍者】が二人で挑むことになった。

 ただ、俺自身が忘れていた手法で手数が増やせそうだったのでそこそこの戦いには持ち込めるかもしれないと分かったのでそこだけが収穫だな!






 というわけでやって来ました草原エリア……世界剣樹ダンジョン!

 今日は【ペグ忍者】が参加できない、そして俺の周りの2つ名持ちプレイヤーたちが誰一人捕まらなかった……

 そんな日もあると思っていたが、このタイミングかぁ……



 なので気分転換にその辺のモブプレイヤーたちをテキトーに捕まえてダンジョンアタックに挑んでみるぞ!



 「なんで【包丁戦士】とダンジョンに挑むことになったんだぁ……?」

 「私、声かけられた時てっきりキルされるのかと思ったわ」

 「だが、こいつは腐ってもMVPプレイヤー……俺たちに転機が来たんじゃないか!?」

 「ロリがパーティーにいると捗るでござるw」



 俺はロリじゃなぁい!!



 ……とりあえず、俺がよく遭遇するトマホーク使いの女竜人モブプレイヤーがいた集団に声をかけてみたら案外渋らずに受けてくれたので既に第一階層にいる。

 メンバーは俺を含めて五人。

 【検証班長】が推奨しているメンバー数の最上限だな。



 「攻撃が来たぞ!

 ロリは守護らねばw

 スキル発動!【近所合壁】!」



 俺を執拗にロリ扱いしてくるモブプレイヤーが木製のトレイを空中に生み出して種モンスターからの光の球をシャットアウトしていた。

 別にわざわざ守られる必要はなくて、自分で対処できるんだが……



 「チームプレイよ、チームプレイ!

 私のチームにいるんだから従ってよね」



 トマホーク竜人女がそう戒めてきた。

 まぁ、今回は俺がゲストだから身を引くとしよう。


 ……それにしても、この階層の時点で上位階層にいった時の攻撃力くらいまで光の球が強化されているな!?

 やはり人数が増えたことによる難易度上昇なんだろうな。

 


 「このままトレイが前進!

 私たちはその後ろをついていくわ!」



 ふーん、タンクがいるとこういう進め方になるわけか。

 回避を失敗する可能性を考えると堅実だな。

 


 「ここまで進めたらボウガンが種モンスターを狙えるわよね?」

 「任せろ!

 完璧な狙撃を見せてやる!

 スキル発動!【渦炎炭鳥】!

 エンチャントファイアだ!」



 ボウガン使いの男が【渦炎炭鳥】でボウガンの矢に炎を宿すと、それを種モンスターに放っていった!

 【渦炎炭鳥】ってこんな使い方も出来たのか!?



 「この人……愛称ボウガンは【メイジ】の上位派生の【マジシャン】になっているわ。

 それでアイテムにスキル効果を少しだけ付与できるようになってるのよ」



 【マジシャン】!?

 そんなジョブいつの間に包丁次元に使い手がいたんだ……

 やはり知らないプレイヤーと組むとこういう楽しみがあってたまにはいいな。



 「そして私が種モンスターを仕留めるわよ!

 スキル効果!【竜鱗図冊】!」



 トマホーク竜人女は身体を竜の鱗で覆っていき身体を強化していく。

 そして、その強化された身体でトマホークを振り下ろしていった!



 「これで倒せ……てない!?」



 強烈な一撃ではあったが、それで倒せていないようでトマホーク竜人女はそのまま反撃の光の球を直撃してしまい死に戻りしてしまった……



 おいおい、もう戦線崩壊かよ!?


 仕方ないので俺は種モンスターの裏側に回り込み、包丁で何度か切りつけていき倒すことに成功した。



 「おおっ、味方として見る【包丁戦士】ってこんなに頼もしいのか!」

 「すげー!

 動きがきれー過ぎて感動しちゃったよ」

 「危険なロリは興奮するw」



 とりあえず窮地は脱したのだが、主力の一人を失った状態で進めたのは第二階層までだった……

 人数増やすとこんなにきつくなるのかぁ……






 一般的レベルのプレイヤーの中でも今回のチームは上澄みに近いですからね。

 そこに劣化天子を加えてもこの惨状とは……


 【Bottom Down-Online The Abyss Now loading……】




 



 

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― 新着の感想 ―
一般のなかの上澄みか 二つ名もそのうち貰える……かも?
やっぱ自分から【包丁戦士】に挑みに行ってる人は違うんだなぁ 強化幅大分ありそうだし1人の方が動きやすくて進めるオチかな?
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