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2286話 世界剣樹の獣

 【Raid Battle!】


 【包丁戦士】


 【包丁を冠する君主】

 【深淵域の管理者】

 【『sin』暴食大罪を司る悪魔】


【メイン】ー【深淵天子】【深淵使徒】【プレイヤー】【会者定離】

【サブ1】ー【次元天子】【ボーダー(妖怪)】【上位権限】

【サブ2】ー【暴食大罪魔】【デザイア】



 【聖獣を担うが故に】


 【深淵へ誘い】


 【聖邪の境界を流転させる】


 【責務放棄により】


 【境界を見守り】


 【管理することを強いられる】


 【会うは別れの始め】


 【合わせ物は離れ物】


 【産声は死の始まり】


 【この世の栄誉は去ってゆく】


 【故に永遠なるものなど存在しない】


 【瞳に宿る狂気に溺れたままいられることを祈るのみ】


 【ああ……この世は無情である】




 【ワールドアナウンス】


 【【包丁戦士】がレイドボスとして顕現しました】


 【レイドバトルを開始します】



 はい、今日も元気にログイン!

 昨日は世界剣樹ダンジョンの第六階層に挑んでいたな。

 強制モンスターハウスの階層で、まともに一体一体倒していては埒が明かないくらいには酷い状態だった……

 あの後は結局階層突破は出来なかったんだが、あと少しのところまでは進むことが出来た。

 今日挑んだら多分行けるはずだ!







 というわけでやって来ました草原エリア……世界剣樹ダンジョン!


ーーーーーー【世界剣樹ー下層シードレアー7階】ーーーーーー



 はぁっ、はぁっ、はぁっ!

 な、何とかモンスターハウスを突破できたぞ!

 昨日何度かリトライして、今日も三回ほどやり直した上でようやく次に進むことが出来た。

 


 「大変だったのらね……

 やり方は合ってたのらけど、種モンスターの出現位置と次の階へ進むための配置がランダムだったから運任せだったのら!」



 不思議なダンジョンである以上は仕方ないな。

 ……そして、今俺たちの前には大きな扉が現れていた。

 というか周りを見渡してもこの第七階層には他のものが一切存在しない。

 それならこの扉が意味することも察することが出来るわけだな。



 「絶対ボス戦なのらね……

 そうとしか考えられないのらよ……」



 【ペグ忍者】も同じことを考えていたようだ。

 やはりゲーマーならこれを見た瞬間同じことを考えるだろうし、妥当だな。

 


 「それならここにいても仕方ないのら!

 はやく中に入っちゃうのら!」



 そうして【ペグ忍者】が扉に手を掛けたところ……



 【error!】


 【解錠条件を満たしていません】



 「にゃにゃにゃにゃ!?

 鍵が必要なのら!?

 途中で見つけないといけなかったのら?」



 エラー音と共に【ペグ忍者】が弾かれてしまったようだ。

 【ペグ忍者】がダメだったわけだが、俺には開けられるという謎の自信があった。

 勇み足で扉に近づき、手を翳すと……



 【abilityの保有を確認】


 【ability【会者定離】】


 【区分……縁に関するability】


 【解錠条件を満たしました】


 【お進みください】



 やはりか。

 ここで縁に関するabilityを保有するプレイヤーが必要になるってことだ。

 【上位権限】レイドボスたちから聞いていた情報はやはりどこかで活用できるってわけだが、これはかなりきつい条件だよな……


 

 「【包丁戦士】しゃんが居てくれて助かったのら……

 【検証班】にはメンバーの数は多くてもability持ちは少ないのらよ。

 クラン【冒険者の宴】には多いのらけどね」



 そこはクランの雰囲気の違いなんだろうなぁ。

 abilityを持つってことはある種の異端認定に近い。

 クラン【検証班】は検証への熱意を除けば常識人が多いからability持ちが少なくなるのも無理はないか。



 さて、雑談はこれくらいにして中に突入するとするか!

 イクゾ!







 【Raid Battle!】


 【マヒク】


 【封地剣を司る獣】


 【世界剣獣】【失伝秘具】【封地剣】



 【世界の基盤を担うが故に】


 【地を封じ込め】


 【緑をもたらす】


 【大いなる力の根底には】


 【正の力を宿し】


 【担い手を求める】


 【かつてその身を封じられた剣は】


 【獣となりて】


 【冒険者の前に立ち塞がる】


 【世界剣樹へ挑む者よ】


 【この獣を超えてみよ!】



 【レイドバトルを開始します】




 「ここでレイドボスなのら!?

 ゲートキーパーが来ると思っていたのらよ……」



 まさか、ダンジョンでレイドボスが出てくるとはな……

 しかも、レイドクエスト名が【封地剣を司る獣】で名称が【マヒク】……これは俺が所持している世界剣種【封地剣マヒク】の生き写しみたいなものなのか!?



 そうして驚きを隠せないまま、俺と【ペグ忍者】は応戦するものの死に戻りしてしまうのであった……





 一応応戦出来ている辺り、上澄みのプレイヤーということなんですよね。

 劣化天子一人ではすぐに死に戻りしていたことでしょう。


 【Bottom Down-Online The Abyss Now loading……】

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― 新着の感想 ―
レヴァ、マヒク、ダイン、アトラ、ティル、タイア、デュラとなると全部で13階層かな? これもしかして倒したら担い手になれる……? レイドボスなのは驚いたけどレイドボス級のリソースを持ってることは言われて…
世界剣種の名前を冠するなんて強いに決まってるじゃないですかヤダー! しかも入る度に捧げた世界剣種からランダムで選ばれる可能性もあるボトムダウンクオリティ... 能力もある程度引き継がれるならタイアやア…
同じような獣が全部で7体も居るのか、、、
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