表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2267/2345

2267話 海エリア攻略ドリームチーム

 【Raid Battle!】


 【包丁戦士】


 【包丁を冠する君主】

 【深淵域の管理者】

 【『sin』暴食大罪を司る悪魔】


【メイン】ー【深淵天子】【深淵使徒】【プレイヤー】【会者定離】

【サブ1】ー【次元天子】【ボーダー(妖怪)】【上位権限】

【サブ2】ー【暴食大罪魔】【デザイア】



 【聖獣を担うが故に】


 【深淵へ誘い】


 【聖邪の境界を流転させる】


 【責務放棄により】


 【境界を見守り】


 【管理することを強いられる】


 【会うは別れの始め】


 【合わせ物は離れ物】


 【産声は死の始まり】


 【この世の栄誉は去ってゆく】


 【故に永遠なるものなど存在しない】


 【瞳に宿る狂気に溺れたままいられることを祈るのみ】


 【ああ……この世は無情である】




 【ワールドアナウンス】


 【【包丁戦士】がレイドボスとして顕現しました】


 【レイドバトルを開始します】



 はい、今日も元気にログイン!

 昨日はキモいザリガニ軍団を迎撃するための追加補充メンバーを集めて説明していたな。

 全員性格や言動に異常のあるやつらばかりだが、戦力としては優秀なのでとりあえず送り込んでおいて損はないはずだ!

 あとは【ロイス=キャメル】の運用に任せよう、俺は知らん!







 というわけでやって来ました海エリア!

 ここには今にも出航しようとしている【海図航海士】や【マキ】、そして【釣竿剣士】たちの姿があった。



 「あっ、変態お姉さんだ!

 ここで会ったのははじめてかな~?」

 「当然ですよ、生産プレイヤーなら!

 【包丁戦士】さんは海エリアにあまり立ち入らないですからね。

 必然的に会える機会も少ないでしょう」

 「【包丁戦士】さん、俺たちがタコのレイドボス【カンバー=オクトパダ】の名称とエリア名称の【蛋白石島海域オクトール】を解明!

 海エリアの進行は大躍進!」



 三人は三者三様の反応を見せていた。

 【海図航海士】が興奮、【釣竿剣士】が冷静、【マキ】は平常ってところだな。

 特に【海図航海士】はワールドアナウンスにも名前を連ねているのもあってやる気に満ち溢れているな!?



 「【カンバー=オクトパダ】の討伐まで秒読み。

 それですぐにでも【カニタマ】攻略までの道筋を開通させる!」

 「うちたちの力があってこそだよ~

 忘れないでね~」

 「私のクラン【釣り堀連盟】の生産プレイヤーたちによるバックアップもユニットクエスト攻略に大きな貢献をしていますよ。

 生産プレイヤーは裏方に回ることが多いので目立ちにくいですが、ことユニーククエスト関係では活躍の機会が多くありますからね。

 レイドバトルでの戦闘系プレイヤー、ユニーククエストでの生産プレイヤーという棲み分けを運営側も意図しているんだと思います」

 「あぁ、もちろん皆の協力は忘れていない、無問題。

 これからの協力も期待大」



 チームワークも悪くなさそうだな。

 リーダーがこの空気感なら、それぞれのクランメンバーたちもさぞやりやすいだろうな。



 聞いていた感じの役割は全体指揮を【海図航海士】、主戦力としての【マキ】、生産プレイヤー統括の【釣竿剣士】って認識で合っているか?



 「合ってるよ~!

 うちが最前線で暴れてるよ~!」

 「【マキ】さんの存在は私としてもかなりありがたいですね。

 これまでだと私が最前線に行く流れになっていましたが、主力を張れて最前線で指示も出せる【マキ】さんがいるのでアイテムの供給に力を割けるのが大きいです。

 今は特に海エリア需要と世界剣樹需要の両方が重なっていて、クラン【釣り堀連盟】の工房も大騒動ですから」



 ちなみにだが、【マキ】をここまで育てたのは俺とステッキ次元のMVPプレイヤーである【ロイス=キャメル】だぞ?

 直接的な戦闘は俺が教えて、指揮技術は【ロイス=キャメル】だ。

 


 「改めて聞いても豪華な指導者だ。

 幼少でそれだけの指導を受けられるのは幸運。

 そして、それを自分の力にしたことが一番の驚愕!

 普通のプレイヤーならその情報量と技量は受け止め切れない」

 「たしか【マキ】さんはVR適合者なんですよね?

 ……【ペグ忍者】と一緒で」

 「そうだよ~!

 うちはVRで覚えたことがすぐに身につきやすいみたい~」

 「なるほど」



 まぁ、組んでそんなに長いチームじゃないから雰囲気が悪くなくとも共有されていない情報の一つや二つはあるだろう。

 そこは時間が解決すると思うが、一方で共有されていない情報のせいで関係が一気に悪化することも大いにあり得るぞ!

 そこだけは気をつけておくんだな。



 「わかったよ~!

 うちはそんなに隠し事なんてしないけど~!」

 「生産プレイヤーとして明かせるものと明かせないものはありますが善処はします」

 「忠告感謝。

 おそらく【包丁戦士】さんの実体験に基づくものだろうから、本当に気をつけるべきなのだろう」



 そして、俺はそのまま出航していくこいつらを見守るのであった……






 ついてはいかないのですね……

 全く、これだから劣化天子は……


 【Bottom Down-Online The Abyss Now loading……】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ついていかないのほんま草 ザリガニも丸投げしたし……… しばらく暇になりそうかな?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ