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血友病と僕  作者: 宮伊
8/9

出会いと僕

僕は個室を出て3人部屋に移った。

しかしまだまだ歩ける状態ではない。

そんな時ある人に出会った。


その日、僕は隣の人の親族が9時近くになっても帰らずイライラしていた。

帰ったのは9時過ぎだったからだろうか…

もちろん、面会時間外である。

帰った後に隣のベッドの人に話しかけられた。(カーテンで遮断されていて見えない)

「ごめんなー中々帰らなくて」

僕「いえいえ」

「最近、股関節を手術したばっかりでなー」

僕「え?僕も股関節を手術したんですよ」

「そうなん?奇遇やな」

僕「そうですね」

とイライラする感情は無くなり話すようになっていった。

この人は後に僕にお酒の飲み方を教えてくれた人である。

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