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手術と僕
注射の話より先に手術の話をしようと思う。
ある日、僕は定期的な診察を受けるため病院にいた。
その当時の僕の主治医(2代目)は今では血友病の世界では全世界的に有名なお医者さんであった。
2代目主治医「何かおかしい所とか痛い所ない?」
僕「股関節がよく痛くなります」
と言ったら、主治医は顔色が変わり検査を指示した。
その結果、股関節が壊死していたのだった。
なんやかんやで親と主治医は話して入院の日取りが決まった。
僕はまだこの時期あまり入院したことがなかったため、嫌だな〜と心の中で思っていた。