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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
後片付け編
678/688

第678巻

紙袋には、全てガムテープで封がされ、資源ゴミとして出されるのを待っているように見える。

とにかく、本人的な分別は終えているようだ。

そこまでわかれば、後はどうとでもできる。

資源ごみの日は2週間に1回、それまでは幌の分も廊下に山積みにしておけば、少なくとも部屋の中は片付く。

後で持っていくことにしよう、と幌は決めた。

ただ、今ではない。

今はとにかく料理が出来上がったことを桜に伝えるために、再びリビングへと戻った。

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