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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
後片付け編
671/688

第671巻

「お、今日は残ってるな」

幌が冷蔵庫を開けて、サンドイッチの材料が揃っているのを確認した。

見計ったように、ちょうど桜も部屋から出てきた。

「あ、お昼?」

「そ。もう昼だから軽く作ろうかって思ってね」

昨日のうちに準備しておいたハム、炒り卵、それに16枚切りのパンが2袋。

あとはマヨネーズを取り出す。

「もうできる?」

桜はすでにお腹が空いているようだ。

「できるよ。挟むだけだしね」

幌は手際良く作りながら桜に答えた。

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