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第669巻
「かなりの値段になるんじゃないかな」
幌は面倒そうに答えた。
「そっかぁ、そうだよねぇ。やっぱし」
「姉ちゃん、もしかして売ろうとしてる?」
手を止めて、思わず幌は桜に聞いた。
「え?そんなことないよ、だって、この本、私の宝物なんだから。売るってこと考えてないよ」
「まあ、そうだろうな」
再び幌は手を動かし始める。
使うもの、使わないもの、いったん保留のもの。
そうやって分類をしているうちに、桜は自室へと戻ったようだ。
「かなりの値段になるんじゃないかな」
幌は面倒そうに答えた。
「そっかぁ、そうだよねぇ。やっぱし」
「姉ちゃん、もしかして売ろうとしてる?」
手を止めて、思わず幌は桜に聞いた。
「え?そんなことないよ、だって、この本、私の宝物なんだから。売るってこと考えてないよ」
「まあ、そうだろうな」
再び幌は手を動かし始める。
使うもの、使わないもの、いったん保留のもの。
そうやって分類をしているうちに、桜は自室へと戻ったようだ。
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