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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
卒業式編
659/688

第659巻

「ありがとうございました」

幌と琴子は顧問に一礼して、先に部室を出る。

カラカラとドアを閉め、それから二人とも荷物を肩に乗せて、廊下を歩きだす。

「……楽しかった生活も、もう終わりやねんな」

琴子は、そこはかとなく寂しそうだ。

「なんだか寂しそうだな」

幌は琴子に聞いた。

「そりゃそうやろ、卒業してしもうたんやし、これからはめったなことで高校には来うへんやろうしな」

階段を降りる、下駄箱へと向かう。

この一つ一つが、もう最後なんだ、と思うと、何か感慨に浸りたくもなる。

「……琴子さ、少し時間、いいかな」

下駄箱まで来た時、幌は琴子に言った。

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