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第566巻
「でも珍しいね」
幌が待っている桜に言った。
「なにがぁ?」
半分溶けて、机にへばりついている桜が、のんびりとした声で答える。
「こうやって、夜遅くに起きるってことだよ。姉ちゃん、いつもずっと寝てるから」
「んー、そうかなぁ」
そうだよ、と言いつつ、幌はチョコレートのかけらを見つける。
牛乳は冷蔵庫にしまっている乳脂肪分多めのモノを使い、手慣れた手つきで手鍋に牛乳を入れる。
「試験が心配?」
幌が、木ヘラで牛乳の様子を確認しながら桜に聞いた。
「でも珍しいね」
幌が待っている桜に言った。
「なにがぁ?」
半分溶けて、机にへばりついている桜が、のんびりとした声で答える。
「こうやって、夜遅くに起きるってことだよ。姉ちゃん、いつもずっと寝てるから」
「んー、そうかなぁ」
そうだよ、と言いつつ、幌はチョコレートのかけらを見つける。
牛乳は冷蔵庫にしまっている乳脂肪分多めのモノを使い、手慣れた手つきで手鍋に牛乳を入れる。
「試験が心配?」
幌が、木ヘラで牛乳の様子を確認しながら桜に聞いた。
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