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第527巻
駅前広場から、南東方向に伸びている大通りを2分ほど歩くと、大通り沿いにその建物はあった。
11月も過ぎてきて、冬の足音が聞こえる日々が続く。
たまに冷たい風が、幌たちを襲った。
「ひゃー、寒い寒い」
あわてるようにして建物に入ると、すぐに受付があった。
受験勉強真っただ中ということもあって、学生らしい人らがたくさんいる。
「予約できないから、空いてなかったらどうしよか」
山門が笑いながら言ったが、この寒空に戻るつもりは毛頭なかった。
駅前広場から、南東方向に伸びている大通りを2分ほど歩くと、大通り沿いにその建物はあった。
11月も過ぎてきて、冬の足音が聞こえる日々が続く。
たまに冷たい風が、幌たちを襲った。
「ひゃー、寒い寒い」
あわてるようにして建物に入ると、すぐに受付があった。
受験勉強真っただ中ということもあって、学生らしい人らがたくさんいる。
「予約できないから、空いてなかったらどうしよか」
山門が笑いながら言ったが、この寒空に戻るつもりは毛頭なかった。
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