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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
受験勉強編
525/688

第525巻

「でも、姉ちゃんでも勉強ってするんだな」

幌が机でシャーペンを走らせながら言う。

今しているのは、どうやらセンターでする化学分野のようだ。

「当たり前でしょ。天才だって努力してるんだから」

「天才って、自分でいうか……」

幌のそのツッコミは、携帯のメールで遮られた。

「あ、メールだ」

「誰から誰から?」

すぐに集中力がなくなった桜に、幌が答えた。

「山門から。勉強会したいから、次の土曜日空いてるかだって。どこでするかは決めてないみたいだけど、手野駅前に話すのが自由な自習室があるんだってさ」

「そうね、行ってもいいかも。教えながらの方が身につくかもしれないしね」

「それじゃあ、行くって返信しとくぞ」

幌は桜に言いつつ、携帯で返信していた。

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