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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
最後の文化祭
504/688

第504巻

近くのスーパーは、最近、高校から歩いて5分くらいのところにできた。

「バナナ、イチゴ……」

メモを見ながら、沢入が品物をカゴに入れていく。

「生クリームどこだろ……」

「牛乳売り場あたりにあると思うから、そっち行ってみよ」

岩嶋がそんなことを言った。


実際、生クリームは牛乳パックのような形で売られていた。

「これでいいのかなぁ」

少し不安そうであるが、岩嶋はそれをカゴに入れる。

「一応大きいのにしておこうよ」

沢入の言葉で、280mlのものから、1000mlのものに変えた。

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