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第501巻
「食べてみるかい、これは俺らで食べる用だし、食べちゃっていいよ」
「本当ですかっ」
真っ先に幌の言葉に反応したのは、沢入だった。
「ほれ」
琴子がプラスチックでできた小さなフォークを沢入に渡す。
渡しながらも、琴子も一口、一口とまるで小躍りでもしているかのように楽しみながら、ミルクレープへとフォークを入れる。
「すごくおいしいです……」
「やろ?」
「なんで、琴子が嬉しそうにしてるんだよ」
そういう幌も、うれしそうにしていた。
「食べてみるかい、これは俺らで食べる用だし、食べちゃっていいよ」
「本当ですかっ」
真っ先に幌の言葉に反応したのは、沢入だった。
「ほれ」
琴子がプラスチックでできた小さなフォークを沢入に渡す。
渡しながらも、琴子も一口、一口とまるで小躍りでもしているかのように楽しみながら、ミルクレープへとフォークを入れる。
「すごくおいしいです……」
「やろ?」
「なんで、琴子が嬉しそうにしてるんだよ」
そういう幌も、うれしそうにしていた。
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