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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
部長の文化祭編
487/688

第487巻

「これで全部だな」

台車は1台しかなかったから、数回往復をすることになった。

そして、とうとう、山とあった冊子は最後の一山を情報部の部室へと持ち込むことで終わりを迎える。

代わりに、情報部と公安部は総出で中身をチェックして、特にページの抜けがないかどうかを確かめていた。

それを山門たちは手伝おうかと思ったが、情報部の部長の星井出が止める。

「これも部の仕事だからね。何かあったら連絡するから、戻っててもいいよ」

「そうか……」

残念そうな顔をしている山門であったが、いったん部室に戻るということにした。

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