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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
部長の文化祭編
464/688

第464巻

「じゃあ、まずはこれぐらいにして、あとは試食していこうか」

十数個の具材が、ホワイトボードに書かれている。

幌が、それを見ながら、冷蔵庫から食材を取り出しては、琴子に渡していった。

「クレープは、本当なら円形のプレートで焼きたいんだけど、学校の備品になかったので、代わりってことでホットプレートで焼くことにするよ」

幌が言いながらも、ホットプレートの電源を入れる。

少し待ってから、油を敷いた。

その間にも、生地の準備や具材や、それに包丁、フルーツナイフ、まな板を用意し終えていた。

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