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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
部長の文化祭編
459/688

第459巻

「なんや、辛気臭いかおしとるなぁ」

料理部での考え事は、すぐに遮られる。

琴子がいるからだ。

「……よぉ」

「何考えとるんや」

「今度の文化祭のメニュー」

「ああ、そっか。もうそんな時期やねんな」

琴子は幌の背中から覗き込むようにして、幌が書いているルーズリーフを眺める。

「白玉だんご、たこ焼き、クレープ、焼きそば、餃子……」

いくらか上がっているようで、それを琴子は全部読み上げていく。

「どれにしようかと悩んでてね。場所の都合もあるから、1つに、せいぜい似たようなの2つに絞らないと」

去年のことは、あえて言わない。

それで琴子がどう思うかを考えてのことだ。

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