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第456巻
廊下を歩いてくる音が響く。
今や聞き慣れた音だ。
そして、ノックもなしに部屋のドアが開く。
「遊びに来ちゃった」
「勉強は」
宮司が顔をあげることなく、彼女へと声をかける。
「飽きた」
「だろうな」
ようやく机に散らばる教科書類から宮司が顔をあげると、そこには予想通り、文版と氷ノ山がいた。
「受験、もうすぐだろ。大丈夫なのか」
「大丈夫大丈夫」
簡単に話をしているのは、文版だ。
一方の氷ノ山はため息交じりに言葉を発する。
廊下を歩いてくる音が響く。
今や聞き慣れた音だ。
そして、ノックもなしに部屋のドアが開く。
「遊びに来ちゃった」
「勉強は」
宮司が顔をあげることなく、彼女へと声をかける。
「飽きた」
「だろうな」
ようやく机に散らばる教科書類から宮司が顔をあげると、そこには予想通り、文版と氷ノ山がいた。
「受験、もうすぐだろ。大丈夫なのか」
「大丈夫大丈夫」
簡単に話をしているのは、文版だ。
一方の氷ノ山はため息交じりに言葉を発する。
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