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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
大学受験編
453/688

第453巻

「よし、これで終わりかな」

「お疲れ様」

山門と鈴は、鈴の家で勉強会をしていた。

「何か飲む?」

部屋に備え付けの冷蔵庫があるのは、さすがというほかない。

山門も初めて見たときには驚いていた。

「あんがと」

ペットボトルを、近くにあるガラスのコップに注ぎ入れて、お盆に載せて山門のところへと持ってきた。

「そういえば……」

「うん?」

少し飲んでは、ちょっと休憩と称してテレビを付けて、それでインターネットに接続していた。

「丸くなったよな」

山門は鈴に言った。

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