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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
3年生体育大会編
437/688

第437巻

でねー、とか。疲れたー、とか。

そんな言葉がそこら中から聞こえてくる、そんな昼下がり。

いつものメンバーながら、楽しく、幌たちがお弁当を教室で食べていた。

教室のスピーカーからは、音楽が流れている。

放送部が、放送室から、どうやらお昼の放送をしているようだ。

あまり聞く人はいないのだが、それでも、しっかりとしている。

「あれ」

ミートボールを食べているとき、幌が二人ほどいないのに気付いた。

「あー、あの二人なら、今日は屋上で食べるって」

桜が言った。

普段の授業では別々だが、今日に限っては、ごちゃごちゃになっていた。

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